先週のヨーロッパＧＰから１週間の間隔でフランスＧＰが開幕し、金曜朝から行われたプライベート・テストでは、地元ルノーのフェルナンド・アロンソがトップタイムをマークした。

　今回のプライベートテストにはいつも通り９台が参加したが、ルノーは普段テストセッションを担当しているアラン・マクニッシュに代わり、テストドライバーでニッサン・ワールドシリーズで目下シリーズをリードするフランク・モンタニーがテストを担当する。
　小雨が降るなか行われたセッションでは、ルノーのフェルナンド・アロンソがセッション序盤から１分１６秒台のタイムをマーク。そのままトップでセッションを終えた。チームメイトのヤルノ・トゥルーリは３番手。モンタニーはセッション開始直後から積極的に周回を重ねたが、最終的には６番手のタイムで役目を終えた。。
　２番手につけ、ルノー勢に割って入ったのはジャガーのマーク・ウエーバー。同僚のアントニオ・ピッツォニアが４番手につけ、トゥルーリをサンドイッチする形となった。
　５番手にはジョーダンのジャンカルロ・フィジケラ。しかしもう一台のラルフ・ファーマンはセッション途中でコース上でストップする場面も見られ最下位。ミナルディの２台はヨス・フェルスタッペン７番手、ジャスティン・ウイルソン８番手となり、「指定席」から脱した格好となった。

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