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ウォルフが現場復帰。メルセデスF1、ブラジルGPでの不振を受けて「我々自身を証明する必要がある」

2019年11月28日

 メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウォルフは、F1第20戦ブラジルGPでのパフォーマンスは期待外れのものであったが、“自分たちを証明すべく”最終戦アブダビGPに臨んでいくと述べている。


 ブラジルGPでは、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)と接触したルイス・ハミルトンが5秒ペナルティを科されたことで表彰台を剥奪され、7位という結果に終わった。チームメイトのバルテリ・ボッタスは、パワーユニットのトラブルによりリタイアを余儀なくされた。


 ウォルフはブラジルGPの週末にはチームに帯同しなかったが、今週末のアブダビGPで指揮に戻る。


「ブラジルは我々にとって期待外れなレースだった。コース上で最速のマシンではなかったうえに、我々自身のミスによって多くのポイントを失った」とウォルフは語った。


「同じことを決して繰り返さないようにするため、我々はレース中の信頼性と判断の両方の面について、何が間違っていたのかを分析した。チーム全体にとって良い学びの経験となったし、このことは長期的に我々をさらに強くするだろう」


「ブラジルでは不振だったので、アブダビに向かうにあたっては、我々自身を証明して見せる必要がある」


 メルセデスはヤス・マリーナ・サーキットにおいて優れた成績を残しており、チームはここでその真価を発揮することを決意している。


「このレースは、『W10』による勝利の記録をあとひとつ伸ばすための最後のチャンスだ。そして冬季休暇の前に、ファンに素晴らしいショーを見せるもうひとつのチャンスでもある」


「我々は戦いを楽しみにしている。なぜならF1では最後の結果がすべてだと分かっているからだ」


 6年連続でコンストラクターズおよびドライバーズ選手権でダブルタイトルを獲得し、メルセデスの2019年はまたも最高の年になったと言えるだろう。だがノンエグゼクティブチェアマンのニキ・ラウダをはじめ、何人かの人物の逝去によって、チームの高揚感が弱まったであろうことは理解できる。


「今シーズンは我々にとって本当にジェットコースターのようだった」とウォルフは認めた。


「コース上では素晴らしいバトルが見られ、競争を楽しんでいた。トップになって6年連続でダブルタイトルを獲得し、F1の歴史にメルセデスの名前を残せたことは、非常に誇りに思っている」


「その一方で、多くの友人たちとの別れがあるという非常に辛い1年でもあった」


「我々はチャーリー(ホワイティング)、ニキ(ラウダ)、アントワーヌ(ユベール)の死に衝撃を受けた。今年亡くなった我々のチームの重要なメンバーについてもそう感じている」


「メルセデスにニキは埋めることのできない空白を残していった。それは創造性の源であり、理性の声であり、最も重要なことには素晴らしい友人であったことだ。ニキが我々を誇りに思っていることを願うよ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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