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ロス・ブラウン、古巣フェラーリの同士討ちに「ドライバーはハミルトンのようにミスを認めるべき」
2019年11月20日
F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、フェラーリのドライバーはミスを認め、過ちの責任をとるというルイス・ハミルトンの模範的行動に倣うべきだと考えている。
F1第20戦ブラジルGPの決勝レース終盤、フェラーリのシャルル・ルクレールとセバスチャン・ベッテルは接触してしまった。同時にふたりともレースからリタイアすることになり、チームは多くのポイントを獲り逃した。
その場の勢いで、ルクレールとベッテルは接触の責任を相手になすりつけた。一方フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは今回の接触を『ばかげたミス』だとして、非公開の話し合いのため両者を今週マラネロに呼び出すことにしている。
決勝レース後、ブラウンは「チームメイトがお互いをレースから引きずり下ろすのは決して良いことではない。それは重要なリザルトが期待できないときですらそうだ。今回のケースでは、彼らは(ブラジルGPの)最高位として3位を望めるはずだった」と述べた。
「サマーブレイク後の数レースでは緊張が高まったが、その後フェラーリ内ではすべてが落ち着いたように見えていた」
「しかし今、マッティア・ビノットは物事を軌道に戻すという難しい課題に直面しており、実際に彼はレース後のインタビューのなかでそう話していた」
「彼はドライバーたちに対して、彼らの責任に向き合うよう説得しなければならない。マラネロでは常に個人の利益の前にチームの利益を優先するものだが、今回のレースではそうではなかった」
またブラウンは、ベッテルとルクレールがミスをどのように扱うかについて、ハミルトンを見習うべきだと提案した。ハミルトンは、レース終盤にアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)をスピンさせてポイント圏外に押しやるというインシデントに関与していた。
しかしハミルトンは即座に自身の失態を認識し、アルボンに謝罪するのを忘れなかった。
「接触に関して、誰に一番責任があるのかについて意見を言う気はない。だが現実的に考えてみると、アルボンとのクラッシュでハミルトンがそうしたように、彼ら(ルクレールとベッテル)のうちのひとりがハミルトンの模範的行動に倣って即座に過失を認めたら良かったのかもしれない」とブラウンは語った。
「フェラーリが本当にメルセデス優位な状況に終止符を打ちたいのであれば、2020年にドライバーたちにもっと競争力の高いマシンを提供するだけでなく、確実に今回のようなインシデントが繰り返されないようにするべきだ」
「F1はチームスポーツであり、特にマラネロではそうなのだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 146 |
2位 | ランド・ノリス | 133 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 124 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 99 |
5位 | シャルル・ルクレール | 61 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 53 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 40 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 279 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 147 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 131 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 114 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 51 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 10 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

