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6度目の王座獲得のハミルトン「ニキ・ラウダを失い、苦しみながらつかんだタイトル。この喜びは言葉で表現できない」
2019年11月4日
2019年F1アメリカGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは2位に入り、自身6度目のF1タイトルを獲得した。
唯一残ったタイトル争いのライバル、バルテリ・ボッタスは優勝を獲得したものの、残り2戦の時点でポイント差は67点となり、逆転不可能になったため、ハミルトンの王座が確定した。F1タイトル獲得数で6回は、ミハエル・シューマッハーの7回に続く単独2位。
ハミルトンは5番グリッドからミディアムタイヤでスタート、1周目に3番手に上がり、24周目にハードに交換する1回ストップで、レース中盤にトップに立った。終盤、タイヤに苦しみ、2回ストップのボッタスにはリードを譲り渡したものの、同じく2回ストップのマックス・フェルスタッペンに対しては、イエローフラッグの力も借りる形でポジションを守り切った。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 決勝=2位
今の気持ちを表現するのは難しい。「至福」という表現でも足りない。もっとずっと大きな感情だ。
記憶にあるなかで一番きつい一年を過ごしてきた。アップダウンがあって、とても苦労したから、今は胸がいっぱいで、感情を抑えきれない。ファクトリーの皆、ダイムラー・ファミリー、ペトロナスには心から感謝している。全員が懸命に取り組んできたからこそ、この結果を達成することができた。このチームとともに働き、今日のようなパフォーマンスを発揮するためのベースを用意してもらって、このチームで走れることは、光栄なことであり名誉に思う。
そしてニキ(注:ラウダ。メルセデスのノンエグゼクティブチェアマンを務めたが、2019年5月20日に死去)がここにいてくれたらと心から思う。彼は僕らのことを誇りに思ってくれただろう。ニキがいなければ、この成果を達成することはできなかった。僕らの心のなかには今も彼がいる。
レース後、両親に会って、父の笑顔を見ることができた。その表情がすべてを物語っている。家族はずっと僕を支えてきてくれた。今日ここにこうして立っているのは彼らのおかげだ。皆に来てもらえてうれしく思う。
昨日は苦労したが、今日はとにかく挽回して、チームのために1−2を飾りたかった。素晴らしい仕事をしたバルテリを祝福したい。
(レース後記者会見で語り)今年はニキを失い、チームにとって今までないほどに厳しい年だった。彼はチームにとって重要なメンバーだったから、彼を失って僕らはひどく動揺したんだ。
それにこのマシンは扱いが簡単ではない。開幕戦に臨む時、僕らはライバルたちにかなわないだろうと予想していた。シーズン後半戦も厳しくて、僕らチームにとってこれほどきつい後半戦は初めてだと思う。今年は本当に大変なチャレンジに立ち向かってきた。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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