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ハミルトン、アルボンの将来を有望視「レッドブルのサポートが数年間続くことを期待している」

2019年10月31日

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、ルーキーであるアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)には素晴らしい将来があると考えており、成長中のアルボンの才能をレッドブルが“適切に扱う”ように促している。


 アルボンはF1第18戦メキシコGPのフリー走行2回目に大クラッシュに見舞われ、メキシコGPは波乱の幕開けとなったが、彼は決勝レース序盤では輝きを取り戻していた。数周の間、ハミルトンの前で3番手を走行していたのだ。


 アルボンは決してミスをすることなく、完璧なドライブをして最終的に5位に入賞した


「彼はしばらくの間僕の前にいて、それからピットインしだんだよね? 彼は本当に良い走りをしていた。ミスもないか、ほとんどなかったね」とハミルトンはレース後の記者会見で振り返った。


 2018年にFIA-F2に参戦していたアルボンの将来は不透明だった。というのもシーズン序盤は、アルボンの所属していたDAMSは彼とレースごとに契約を交わしていたのだ。


 アルボンの才能が見逃されることはなく、ニッサンは彼にフォーミュラE参戦をオファーした。だがレッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコが現れ、アルボンの人生はまたも突然変わることになった。


 22歳のアルボンは、数カ月間で先行きの見えない状態から、トロロッソで本物のF1ドライバーとなった。またピエール・ガスリーの不振もあって、彼はシーズン半ばでレッドブルに昇格し、マックス・フェルスタッペンのチームメイトになった。


 そしてアルボンは、レッドブル・レーシングへの昇格以降の6戦すべてでトップ6入りを果たしている。


「今年は本当に挑戦だと思う。多くの人々から高い評価を受け、土台を築いているドライバーに対抗することになるからね」とハミルトンは続けた。


「それに彼はとても若くして参戦するのだし、様々な困難を経てきただろう。彼の人生の物語は、すべての逆境を超えてきた、非常に興味深いものだ」


「座って少しの間彼を眺めるのは、とてもクールだったよ。彼はとても早い段階でピットインした。詳しい理由は分からないけれど、彼らは明確に2ストップ戦略をとることにしたようだ。それ以降は彼の姿を見ていない」


 5度のF1世界チャンピオンであるハミルトンは、アルボンには素晴らしい将来が待ち受けていると確信しているが、レッドブルとヘルムート・マルコ(レッドブルのモータースポーツアドバイザー)が彼を適切に扱うことを期待している。


「彼の前には輝かしい将来がある」


「レッドブルが数年にわたって彼をサポートするよう期待している。それは非常に重要なことだ。なぜなら彼らは、ドライバーが常に成果を出さないと、すぐに放出してしまうことがよくあるからだ。彼らが(アルボンに)良くしてくれるよう願っているよ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 22:30〜23:30
フリー走行2回目 26:00〜27:00
4/19(土) フリー走行3回目 22:30〜23:30
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


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7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

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3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
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