F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ヨーロッパGPプレビュー:マクラーレン・メルセデス

2003年6月26日

 今週末、かの有名なニュルブルクリンクで開催されるF1選手権第9戦ヨーロッパGPは、メルセデスベンツにとっては2つあるホームレースのうちの1戦目となる。
 チーム・マクラーレン・メルセデスは計76ポイント、コンストラクターズ選手権第2位でドイツ入りする。またドライバーズ選手権ではキミ・ライコネンが計51ポイントで2位。首位にはわずか3ポイントだ。一方のデイビッド・クルサードは計25ポイントで7位につけている。
 キミ・ライコネンは、カナダでは予選でミスを犯して決勝はグリッド最後尾からのスタートとなった。なんとか巻き返して6位でフィニッシュしたものの、優勝したミハエル・シューマッハーに選手権争いでも3ポイントのリードを許す結果となってしまった。
「カナダのリザルトはもちろん理想的だったとは言えないが、最悪ではなかったと思うんだ」とライコネン。「予選のポジションがあんなだったのに、ポイントが得られて、ミハエルのリードも3ポイントにとどめられた。まだシーズンは折り返し地点であと8レースもあって、勝ち取れるポイントもたっぷりあるしね」
「ニュルブルクリンクはいろんな種類のコーナーやストレートがあるため、ドライブするには面白い上、レース中にスムースなリズムを作ることができる。ここ2、3レースのサーキットと違い、ニュルブルクリンクはランオフエリアも広いしグラベルトラップも十分あるから安心だ。アンダーステアになりやすいので、これを避けるためのセットアップが重要になる。会場は、特にチーム・マクラーレン・メルセデスにはメルセデスベンツの地元だから、毎年熱狂的な雰囲気になるよ」


 デイビッド・クルサードのカナダGPもまた、予選11番手からスタートし、レースではギヤボックスが故障して48周目リタイアという残念な結果に終わってしまった。今週末のレースは彼にとって記念すべきF1レース150戦目となる。
「ニュルブルクリンクでのヨーロッパGPは、いつも楽しめるイベントだ。今年はF1参戦150戦目にも当たるしね」とクルサード。「メルセデスベンツのホームGPのひとつでもあるから、すごい応援団が来て、おかげでもちろん僕らの意欲も増す。MP4−17Dの調子は引き続き良く、カナダでも渋滞がなければとてもいい感じだったから、ぜひともドイツのファンにいいレースを披露したい」
「いいオーバーテイクポイントがいくつもあって、例えばビードルシケインのブレーキングのところはしょっちゅう白熱のバトルが見られるし、昨年作られたメルセデスアリーナ入り口のヘアピンもいい。カナダの後スペインのヘレスに行って、MP4−18の開発を続けるテストができた。走行距離を重ねられたことはもちろん、より車を理解することで、レースへの投入前に性能や信頼性を最大限まで高めることに集中したよ」




レース

9/20(金) フリー走行1回目 18:30〜19:30
フリー走行2回目 22:00〜23:00
9/21(土) フリー走行3回目 18:30〜19:30
予選 22:00〜
9/22(日) 決勝 21:00〜


ドライバーズランキング

※アゼルバイジャンGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン313
2位ランド・ノリス254
3位シャルル・ルクレール235
4位オスカー・ピアストリ222
5位カルロス・サインツ184
6位ルイス・ハミルトン166
7位ジョージ・ラッセル143
8位セルジオ・ペレス143
9位フェルナンド・アロンソ58
10位ランス・ストロール24

チームランキング

※アゼルバイジャンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム476
2位オラクル・レッドブル・レーシング456
3位スクーデリア・フェラーリ425
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム309
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム82
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd15 オランダ&Rd16 イタリアGP号