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ルクレール、フェルスタッペンとの接触と危険な走行により15秒加算のペナルティ、7位に降格へ
2019年10月13日
フェラーリのシャルル・ルクレールに、F1日本GPでのレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとの接触に関し、タイムペナルティが科された。その結果、6位でフィニッシュしたルクレールは7位に降格される。
5番グリッドスタートのフェルスタッペンは、スタート直後のターン1で2番グリッドスタートのルクレールに追いつき、追い越そうとしたところ、ターン2で接触が起き、コース外にはじき出される形になり、後方まで順位を落とした。13周目には17番手にポジションを上げていたが、接触によるマシンダメージにより、ガレージに戻り、14周でリタイアという結果になった。
一方のルクレールはダメージを負ったマシンでしばらく走り続けた後、3周目にピットイン、最後尾まで落ちたが、最終的に6位でフィニッシュした。
最初このアクシデントについてはペナルティを科す必要なしとの判断が下されたが、後にスチュワードはこれを取り消し、レース後に審議を行うと発表した。
決勝終了後、関係者の話を聞き、証拠を調べた結果、スチュワードは、ルクレールとフェラーリにふたつのペナルティを科すことを決めた。ひとつはフェルスタッペンとの接触についてで、ルクレールがフロントのグリップを失ったことで接触が起き、故意ではなかったものの、インシデントの責任のほとんどはルクレールにあると判断された。その結果、ルクレールに5秒のタイムペナルティと、ペナルティポイント2が科された。
さらに、ルクレールはフロントウイングにダメージを負ったまま走り続けたため、危険な状態で走行を継続したことについて10秒加算のペナルティを受けた。ルクレールは1周目の終わりにピットに入らず、チームはその次の周に呼び戻すとレースディレクターに述べていたが、2周目走行中に多数のパーツが飛び散り、後ろを走っていたルイス・ハミルトン車のミラーを破損した。しかしパーツが外れたことでフェラーリはマシンが安全な状態になったと考え、ルクレールに対して、走行を続けるよう指示したという。その後、レースディレクターの命令により、ルクレールはようやくピットインした。
マシンがダメージを受けたことが明らかだったにもかかわらず、インシデントの直後にピットインさせなかったことで、コース上で危険な状態を作り出したとして、ルクレールのレースタイムへのタイムペナルティに加え、フェラーリに25000ユーロ(約300万円)の罰金が科された。
合計15秒が加算されると、ルクレールはダニエル・リカルドの後ろの7位に降格されることになる。ただし、レーシングポイントがルノーがレギュレーション違反を行った疑いについて抗議を行っているため、決勝結果はまだ正式には確定していない。
(autosport web)
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12/8(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 437 |
2位 | ランド・ノリス | 374 |
3位 | シャルル・ルクレール | 356 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 292 |
5位 | カルロス・サインツ | 290 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 245 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 223 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 70 |
10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 589 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 65 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 4 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |