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パニスは新しいスペックエンジンをテスト

2003年6月20日

 パナソニック・トヨタ・レーシングは、今週、2ヶ所のサーキットで行われたテストに2チーム体制で参加。19日(木)、ホーム・サーキットである南仏ポール・リカール・サーキットでの3日間にわたるテストを終了した。

 今回のテストでは、リザーブ・ドライバーのリカルド・ゾンタが17日(火)と18日(水)の2日間にわたり、タイヤサプライヤーのミシュランと協力した集中的なタイヤテストを行い、2日間で218周を走破。また、テスト最終日となった19日(木)はオリビエ・パニスが、9月に開催される第15戦アメリカGPに投入を予定している、新しいスペックのエンジンテストおよびロングランテストを行った。午前中ギアボックスにトラブルが発生したものの、5.8kmのサーキットを84周にわたって走行。充実した成果をあげて、3日間のテストを終了した。


オリビエ・パニス:
19日
トヨタTF103
総周回数:84周
「午前中にテクニカル・トラブルが発生したため、予想していたほどには走行距離を伸ばせなかったが、トラブル解消後は、順調にテストを消化出来た。シーズン後半に投入が予定されている、新しい仕様のエンジンで500km近くを走破し、満足のいく結果を得た。今後のレースが楽しみだ」

リカルド・ゾンタ:
17日・18日
トヨタTF103
総周回数:218周
「とても有意義な2日間のテストだった。ミシュランとともに、タイヤに関する集中的なテストを行い、タイヤにかかる圧力やクルマの重量配分、セットアップなど、異なる条件下でのタイヤ特性の確認と評価プログラムをこなした。2日間を通じて多くの周回を重ね、今後のレースに向けて、興味深い結果と多くの貴重なデータを収集出来たことに、とても満足している」


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