2019年F1ドイツGP決勝で、ハースのロマン・グロージャンは7位、ケビン・マグヌッセンは8位を獲得した。ふたりはそれぞれ9位と10位でフィニッシュしたものの、アルファロメオ2台がペナルティで降格されたために繰り上がった。
■リッチ・エナジー・ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=7位
ダブルポイントフィニッシュを達成できて本当にうれしい。ただ、見てのとおり、ちょっとクレージーなレースだったし、まだレースペースの問題を解決できたわけではないと思う。中団グループはみんな僕らより前にいて、後ろにいるのはウイリアムズだけなのだから。ともあれ、生き残ることが最優先という状況の中で、僕らはどうにか生き残った。とても難しい仕事だったけどね。トップチームの連中でさえ、次々とコースオフしていた。それほどトリッキーなコンディションだったんだ。2台揃ってポイントを獲れたのは喜ぶべきことだ。けれども、トロロッソの1台がポディウムに上がったのを見ると、自分たちにもチャンスはあったのにと思うよ。こうした経験のひとつひとつから学んで、能力を高めていくしかない。今日の僕らの問題は、インターでもスリックでもレースペースがあまり良くなかったということに尽きる。
ケビン・マグヌッセン 決勝=8位
とんでもなくクレージーなレースだった。最初から最後まで面白かったし、エキサイティングだったよ。天候が絶えず変わっていく時に、タイヤを決めたりしなければならないのは、いつだって難しい判断になる。今日僕らがポイントを獲得できたのは、まだ路面の一部が濡れている段階でドライタイヤをうまく使ったからで、そこで直接のライバルに差をつけることができた。だけど、路面が乾いてからはペースが遅くて、順位を下げる一方だった。とりあえず、2台ともポイント圏内には入れたものの、終始ドライだったらこれと同じ結果は残せなかったと思う。
(autosport web)