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ハミルトン、首位から一時は最下位まで転落「なぜこんなことになったのか分からない」:メルセデスF1

2019年7月29日

 2019年F1ドイツGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは9位を獲得した。
 ポールポジションからスタートし、レースを順調にリードしていたハミルトンだが、濡れた路面でコントロールを失ってウイングにダメージを負い、ピットストップで時間を大量に失う。その上、ピットインする際に定められたルートを通らなかったため、5秒のタイムペナルティも科された。


 ハミルトンはウエット、インターミディエイト、ソフト、インターミディエイト、ソフト、ソフト、ソフトとつないで6回ピットストップを行った。首位を失った後も、47周目のピットインはタイミングが悪く、さらに12番手まで後退。その後スピンし、最後尾まで落ちてから、多少挽回して11位でフィニッシュした。


 後に、アルファロメオ2台がペナルティで降格されたため、ハミルトンは9位に繰り上がった。


 今回のグランプリは、モータースポーツ125周年、メルセデスF1の200回目の出走を祝う週末だったが、バルテリ・ボッタスもクラッシュによりリタイアしており、メルセデスは悲惨な結果で記念イベントを締めくくることになった。

2019年F1第11戦ドイツGP レースをリードするルイス・ハミルトン(メルセデス)
2019年F1第11戦ドイツGP レースをリードするルイス・ハミルトン(メルセデス)

■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 決勝=9位
 クレージーなレースだった。僕らチームにとって、これほど苦労したレースは久しぶりだと思う。序盤はレースをコントロールしていると思っていたが、リスクを冒してスリックに代えて、その後、勝利が遠ざかっていった。ターン16でワイドになったら、コース外が氷のように滑って、ウォールに突っ込んでしまった。そのせいでウイングにダメージを負った。


 自分がミスをして、そのつけを払った。レースをリードしていたのに、11位でフィニッシュしたんだ。どうしてこんなことになったのか、今もよく分からない。ただただ苦痛で、レースが終わってくれてほっとした。


 自分のコンディションが100パーセントでない時に、いいパフォーマンスを発揮するのは難しい。次のレースまでに、しっかり体調を整えなければならない。今日のような日には、現実を直視して学ぶ必要がある。チームとして、ハンガリーに向けて、立て直しを図ることが重要だ。


 セブ(ベッテル)は最後尾から2位まで上がったんだね。いい結果を出せてよかった。ダニール(・クビアト)とトロロッソが表彰台に上ったこともうれしい。



(autosport web)


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