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メルセデスF1代表、予想外のペナルティに驚き。スチュワードには批判殺到も「判定を尊重すべき」
2019年6月10日
メルセデスのチーム代表であるトト・ウォルフは、F1第7戦カナダGPでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に科されたペナルティについて、スチュワードが物議を醸すような判定を下したことに驚いたと語った。
決勝レースの48周目、ターン3進入時にミスを犯して芝生に出てしまったベッテルは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の進路をさえぎる形でコースに復帰した。そのためハミルトンは、ベッテルを避けるために強くブレーキをかけなければならなかった。
ベッテルはマシンのポジションをレーシングライン上に戻すのに、他に手の打ちようがなかったかに見えたが、元F1ドライバーのエマニュエル・ピロを含む4名のスチュワードはこの動きが危険であるとみなし、ベッテルに5秒のタイムペナルティを科した。そのためベッテルは、トップでレースを終えたものの優勝を失うこととなった。
グランドスタンドのファンや、ソーシャルメディア上のファンもこの判定に憤慨したが、ウォルフはスチュワードの判断について、“白か黒かで状況を判断したもの”だったと考えている。
「物議を醸す典型的な判定のひとつだ」とウォルフは『Sky F1』に語った。
「もちろん私はメルセデス寄りの立場にいるが、コースを外れた時には、1台分のスペースを残す必要があるとルールに定められている。彼(ベッテル)は本能的な反応で、『あのポジションを守らなければ』と思ったのだろう。そしてほんの少しやりすぎてしまったのかもしれない」
「私は少し驚いた。というのも、彼らが物議を醸すような判定をするとは思っていなかったからだ。だが明確にレギュレーションの観点から、彼らは白か黒かでルールを解釈したにすぎない」
■スチュワードへの批判殺到も、「判定を尊重すべき」とウォルフ
レース後にスチュワードに対する批判が殺到したことについてウォルフは、スチュワードは時に不公平な判定を下すことがあるかもしれないが、判定は尊重される必要があると主張した。
「今回のスチュワードは支持されなければならない」
「エマニュエルもそこに加わっていた。彼ほどプロフェッショナルで経験豊富な人はいない」
「彼らはこのインシデントを検討した。そのことは尊重される必要がある。これ以上このことについて波風を立てるべきではない」
またウォルフは、SKY F1のコンサルタントを務める元F1ドライバーのジェンソン・バトンから、“F1は多すぎるレギュレーションに縛られているために、見応えのあるレースが台無しになってはいないか”と問われた。
この質問に対してウォルフは、一部のレギュレーションを緩和し、レースを激しいものにすることは賛成だと語った。
「我々は皆激しいレースを望んでいると思うが、もし接触してしまうと、重大なことになってしまう」
「だが我々はレギュレーションを根拠とする必要があるし、それが我々のレースのやり方なのだ」
「もしレギュレーションを変更してレースを激しいものにしようと望むのなら、私はまず最初に名乗りを上げるだろう。少し危険でエキサイティングなものになるだろうが、私にも関わらせてほしい」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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