F速

  • 会員登録
  • ログイン

メルセデスF1、ラウダの死を悼み、スペシャルカラーのマシンでモナコを走行か

2019年5月22日

 メルセデスF1チームは、今週急逝したニキ・ラウダを追悼し、スペシャルカラーのW10を走らせることを検討しているといわれている。


 ラウダは1975年、1977年、1984年のF1チャンピオンで、2012年からメルセデスのノンエグゼクティブチェアマンの役割を果たしてきた。2018年に肺移植の手術を受けて療養していたが、肺炎にかかった後、腎臓の機能不全に陥り、5月20日に死去した。


 メルセデスのチーム代表トト・ウォルフは、ラウダの訃報を受け、次のようなコメントを発表した。
「チームおよびメルセデスのすべての従業員を代表し、ご家族と親しい友人の方々にお悔やみを申し上げたい」


「ニキはこのスポーツにおける最も偉大な伝説的人物のひとりであり続けるだろう。彼は英雄的資質、人間性、誠実さのすべてを、コクピット内外で見せつけてきた」


「彼の死はフォーミュラワンに空洞を残す。彼は驚異的な復活を果たしたヒーローであり、現代F1に貴重な明快さと率直さをもたらした。そういう人物を我々は失ったのだ。良識の声の持ち主として、彼は今後も記憶されるだろう」


「メルセデスチームは、我々を導く光を失ってしまった。この6年半、チームの一員として、ニキは常に容赦ないほどに正直に、極めて誠意ある態度を示してきた。彼をチームの一員として迎えたことは名誉なことであり、チームの成功に寄与することが彼にとってどれだけ重要だったかを知って心を打たれた。ブラックレーとブリックスワースのファクトリーを訪れる時、あるいはよく知られた、人々の士気を高めるスピーチを行う際、彼は他の誰にも真似できないような形でエネルギーをもたらしてくれた」


「ニキ、あなたは、ひと言で言うと、かけがえのない人だった。あなたのような人は他に誰もいない」


「あなたをチェアマンと呼ぶことができたのは我々にとって光栄なことだった。そして私は、あなたを友人と呼べたことを名誉に思う」

2017年F1アメリカGP メルセデスチームと勝利を祝うニキ・ラウダ
2017年F1アメリカGP メルセデスチームと勝利を祝うニキ・ラウダ

 Daily Mailは、今週末のモナコGPでメルセデスは、ラウダへの敬意を表し、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスのマシンに特別カラーを施す予定であると報じた。


 F1上層部も、モナコGPの週末に哀悼の意を示す方法を検討しており、決勝前に黙祷の時間が設けられるのではないかと考えられている。



(autosport web)


レース

5/3(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
5/4(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/5(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ131
2位ランド・ノリス115
3位マックス・フェルスタッペン99
4位ジョージ・ラッセル93
5位シャルル・ルクレール53
6位アンドレア・キミ・アントネッリ48
7位ルイス・ハミルトン41
8位アレクサンダー・アルボン30
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム246
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム141
3位オラクル・レッドブル・レーシング105
4位スクーデリア・フェラーリHP94
5位ウイリアムズ・レーシング37
6位マネーグラム・ハースF1チーム20
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム14
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム8
9位BWTアルピーヌF1チーム7
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
第10戦カナダGP 6/15
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号