F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ホンダF1甘口コラム 第4戦アゼルバイジャンGP編:昨年までのノウハウと2チームの協力によって投入できたスペック2エンジン

2019年5月6日

 ホンダがパワーユニットを供給しているレッドブル、トロロッソの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のレッドブル、トロロッソのコース内外の活躍を批評します。2019年F1第4戦アゼルバイジャンGPを甘口の視点でジャッジ。

----------------------------

 F1第4戦アゼルバイジャンGPでホンダはスペック2となるICE(エンジン)をレッドブルとトロロッソの2チーム4台に一斉投入した。

 新しいスペックは以前の仕様よりも性能が向上しているわけだが、テストベンチで出ていた性能が必ずしも実走行でそのまま反映されるわけではない。

 昨年9月ロシアGPではスペック3が投入されたが、オシレーション(共振)の問題が出たために、土曜日以降は旧スペックに戻して戦った。また、スペック2を投入した昨年6月のカナダGPでは予期せぬトラブルが発生してパワーユニット(PU/エンジン)交換を余儀なくされた。

 しかし、今回のアゼルバイジャンGPでは週末、パワーユニットに目立ったトラブルは起きなかった。それはホンダのスタッフが新スペック投入に向けて、さまざまな準備を行ってきたからにほかならない。

「昨年までの新スペック投入時の準備や投入したグランプリでの実走行時のキャリブレーション(電子制御の調整)や最適化の経験を踏まえて、今年は新しいスペックを入れる際にどこをどのように確認しておくべきかというノウハウとその精度が向上したからだと思います」(田辺豊治F1テクニカルディレクター)

 ホンダだけではなく、レッドブルとトロロッソの協力も忘れてはならない。

「レッドブルとトロロッソの2チームだけでなく、レッドブル・テクノロジーとも一緒に仕事していて、彼らにはイギリス・ミルトンキーンズにあるHRD MKだけでなく、HRD Sakura(栃木県の本田技術研究所)にも来てもらって、ギヤボックスを結合させるなどのさまざまなテストをしていることが、現在の状況につながったのだと思います」

「ただ単に長い時間、ベンチでテストしていたというわけではなく、こういうスペックを入れるときは、何を確認しておくべきかということを去年までの経験から学び、今回は必要なテスト項目を事前に設けて、しっかりと準備ができたと思います」(田辺TD)



レース

11/22(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
11/23(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
11/24(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン403
2位ランド・ノリス340
3位シャルル・ルクレール319
4位オスカー・ピアストリ268
5位カルロス・サインツ259
6位ジョージ・ラッセル217
7位ルイス・ハミルトン208
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ63
10位ニコ・ヒュルケンベルグ35

チームランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム608
2位スクーデリア・フェラーリ584
3位オラクル・レッドブル・レーシング555
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム425
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム50
7位BWTアルピーヌF1チーム49
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd19 アメリカ&Rd20 メキシコ&Rd21 ブラジルGP号