F速

  • 会員登録
  • ログイン

ルノーPUの信頼性不足にヒュルケンベルグが苦言。「経験とポイントが犠牲になっている。すぐにでも解決策が必要」

2019年4月19日

 ニコ・ヒュルケンベルグは、今シーズンのルノー製パワーユニット(PU/エンジン)の信頼性が不足しているため大きな犠牲を払っていると語り、すぐにでも対策が講じられることを望んでいる。


 先週末に開催されたF1第3戦中国GPでヒュルケンベルグは、MGU-K(運動エネルギー回生システム)のトラブルにより2戦連続となるリタイアを喫した。レース序盤の15周を走行したところで、R.S.19のエンジンが突然パワーを失ったのだ。


 ルノーは、問題がソフトウェアの不具合であることを突き止め、新仕様で投入したMGU-Kのハードウェア側の問題である可能性を否定している。


 新仕様のMGU-Kは、開幕戦オーストラリアGPでカスタマーチームであるマクラーレンのカルロス・サインツJr.のエンジンが故障したことを受けて、第2戦バーレーンGPでサインツのマシンに導入されたものだ。いっぽう、旧仕様のMGU-KでバーレーンGPに臨んでいたヒュルケンベルグとダニエル・リカルドは、レース終盤にダブルリタイアを喫してしまった。そのため中国GPでは、ルノーPUを搭載しているすべてのマシンで新仕様のMGU-Kにアップデートされていた。


 バーレーン、中国と2戦続けてリタイアとなったヒュルケンベルグは、度重なるトラブルの背後にある原因がなんであれ、チームが速やかに信頼性の問題を解決することを望んでいる。


「良い知らせではない」とヒュルケンベルグは認めた。


「こうした問題を解決する必要がある。なぜなら結果、経験、ポイントといったことが犠牲になっているからね」


「そうした面でやるべき課題があることは分かっていると思う。すぐにでも解決策が必要だ」


 中国GPのレース中に不具合が起きた際、ルノーのエンジニアはヒュルケンベルグが再び走行できるよう、いくつか試すべき手順を示したが、それは無駄に終わった。


「トラブルはマシンが止まる数周前に起きたが、僕たちは解決できなかった。だからチームは僕にマシンを止めるように言ったんだ」


 明るい話題としては、ヒュルケンベルグのチームメイトであるリカルドが、中国GPで無事チェッカーフラッグを受けていることだ。彼は7位に入賞し、ルノーにおける自身初のチャンピオンシップポイントを獲得した。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

10/25(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
10/26(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/27(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位ランド・ノリス357
2位オスカー・ピアストリ356
3位マックス・フェルスタッペン321
4位ジョージ・ラッセル258
5位シャルル・ルクレール210
6位ルイス・ハミルトン146
7位アンドレア・キミ・アントネッリ97
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ41
10位アイザック・ハジャー39

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム713
2位スクーデリア・フェラーリHP356
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム355
4位オラクル・レッドブル・レーシング346
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム69
8位マネーグラム・ハースF1チーム62
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー60
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号