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ルノーF1の自爆で表彰台を逃したレッドブルの代表が、ここぞとばかりに元パートナーを皮肉

2019年4月2日

 ルノー製パワーユニット(PU/エンジン)の信頼性の問題が、バーレーンGPで再発するという厳しい事態となった。


 ルノーのダニエル・リカルドとニコ・ヒュルケンベルグのふたりがリタイアしたことで、チームはレッドブル・ホンダF1チーム代表のクリスチャン・ホーナーから揶揄されることになってしまった。


 ポイント圏内を走行していたヒュルケンベルグとリカルドは、明らかにPUトラブルが原因で日曜決勝の終盤に、ふたりともほぼ同時にリタイアしてしまったのだ。


 このダブルリタイアによって、ルノーはポイントを獲得できず、前戦オーストラリアGPでもリタイアしているリカルドにとって、ルノーでのスタートはいっそう悲惨なものになった。


 ルノーのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、当然のことながら2台のリタイアに頭を痛めているが、それ以外にも初期的な問題の増加に悩まされている。


「冬の間、集中的に懸命な作業を行なったが、我々の2019年シーズンのスタートは非常に良くない」とアビテブールは語った。


「メルボルンと同様に、バーレーンでも両マシンに起きた電子系のささいな問題で、予選結果に大きな悪影響が出た」


「そして今日のレースは、フィニッシュまであと少しのところで、突如として終わってしまった。これらの問題は以前にも起きたものだが、バーレーンで修正することができなかった」


「マシンは2台とも、一発の速さとレースペースで高い競争力を示していたので、これらの問題は非常に苛立たしく受け入れがたい」


「我々は信頼性に焦点を切り替え対応しなければならない」


 ヒュルケンベルグとリカルドは、ターン2で走行不能になったマシンを停め、マシンが安全に退避できるようにセーフティカーが導入された。


 それにより、2戦続けてレッドブルに表彰台をもたらそうというマックス・フェルスタッペンの試みは、残念ながら失敗に終わった。彼はその時点で、パワーユニットのトラブルで失速していたフェラーリのシャルル・ルクレールに迫っていたのだ。


 ホーナーは、レッドブルの元エンジンパートナーであるルノーを皮肉るチャンスを見逃さなかった。


「ルノーの自滅は残念ながら、我々の表彰台の助けにはならなかった」とホーナーは報道陣に語った。


「皮肉なものだね。彼らのパワーユニットを使おうが使うまいが、表彰台を獲得できないというのは!」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 22:30〜23:30
フリー走行2回目 26:00〜27:00
4/19(土) フリー走行3回目 22:30〜23:30
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

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