順調に終わったF1テストの内容に自信を深めるルノーF1「他チームとの差は極めて小さい」
2019年3月8日
ルノーF1のダニエル・リカルドとチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグは、スペインのカタロニア・サーキットで行われた8日間のF1プレシーズンテストで、合計961周(4,473km)を走行した。ルノー・スポール・レーシングのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールによると、チームは目標を達成できたという。
「テストの主な目的は、パーツの限界を評価することで、一部のパーツは他のものよりも優れた性能を発揮した」とアビテブールは語った。
「全体的に、ファクトリーとサーキット間の相互関係と連携は素晴らしかったし、重要な情報を収集できた」
「多くの走行距離を稼ぎ、マシンの小さな異常を見つけた」とルノーのシャシーテクニカルディレクターを務めるニック・チェスターは語った。
「我々はマシンをより深く理解している。バルセロナに来る前から、新たな空力パッケージについて多くを学ぶことになるだろうと分かっていた。これまでのところ非常に順調だ」
ルノーは2019年に優れたシャシーを製作し、チェスターも新型R.S.19をそのように評価している。チェスターは、R.S.19と他チームのマシンを比較してどのように考えているのだろうか?
「その差は極めて小さいと思う。テストでのタイムは非常に近いものだった。毎日のタイムは僅差だったが、日によってチームの順位が違っていた。私が言えるのは、フェラーリが一歩先んじているように見えるということだ。メルセデスの本当のペースについては、我々はまだ目にしていない」
エンジンテクニカルディレクターのレミ・タフィンは、コース上でのパワーユニットの数値は、ダイノ内(性能確認装置)で見られたものと一致したと語っている。パワーと信頼性における改善は、2014年のV6ハイブリッドエンジン導入以来、「過去5年で達成した以上に大きいものだ」とタフィンは付け加えた。
近年のシーズンでは、フェラーリとメルセデスに遅れをとっているルノーだが、2019年に重要な一歩を踏み出すにあたって、どれだけのプレッシャーがあったのだろうか?
「我々が受けている唯一のプレッシャーは、会社側からのものだ」とタフィンは語った。
「まず我々自身に目を向け、取り組むべき課題があった。高い目標を設定したが、それに取り組み、達成することができた。これまで行なった仕事には満足している」
「これからも1年を通じて開発を続けていく。今年の我々の開発手法は、2018年のものとなんら変わりはない。18カ月前からのコンセプトを維持しているんだ。それは実を結び始めているし、今まで以上に結果をもたらすことができると感じているので、満足しているよ」
(grand prix)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |

