最新記事
- 2026年型F1マシンの開発の進め方は「序盤戦の...
- 新人アントネッリのトレーニングに注力するメ...
- チケット完売でも利益を出せず、ベルギーGPは...
- アルピーヌとコラピントは5年契約。マネージ...
- 2025F1シーズン5つの見どころ(前編):不利...
- アストンマーティン、2025年もテスト兼リザー...
- 【動画】佐藤琢磨が乗り込んだホンダRA272に...
- トヨタ/GRとの提携でハース初の旧車テスト実...
- レッドブル、ペレスとの決別でスポンサー収入...
- 宮田莉朋がF1初ドライブへ。ハースが1月15〜1...
- F1活動休止中のペレスが今後のキャリアについ...
- グランプリのうわさ話:F1チーム、プレシーズ...
【津川哲夫2018年私的ベストメカ5/5】ワンメイクだけに難しいクラッシャブルストラクチャーの処理と2019年への悩み
2019年2月8日
現在のF1はサイドインパクト(横からの衝撃)を吸収する安全装備として、モノコックのコクピット側壁の上下にカーボン製のクラッシャブルストラクチャー(衝撃吸収構造体)の装着が義務付けられている。これはFIAからのワンメイク品で形状も性能もどのチームも同じ条件となっている。
このクラッシャブルストラクチャー、チームは独自に開発する必要がないわけでだが、厄介なのが結構サイズが大きいこと。2018年シーズンのエアロトレンドはサイドポッドを後方へ下げ、小さく短くデザインすること。そしてフロアの前端リーディンエッジとフロアフロント・バージボードエリアとを可能な限りスムースにシンクロさせたいのがどのチームにとっても理想だった。
そして、この2つの願いを無粋に邪魔することになってしまったのが、このクラッシャブルストラクチャーというわけだ。FIAの既製品のため、もちろん改造は不可。形状も大きさもそのままに、何とかこいつをカバーしなけりゃならない。
過去2シーズン、フロアフロントとポッドのリーディングエッジに各チーム個性的な処理が目立った。一見、自由気ままなデザイン競争、あらゆるエアロガジェットにアイデアを駆使して、洗練された近代エアロの粋が現れていると思いがちだが……そのスタイルの原点には、ドライバーをTボーンクラッシュから護るマインダーが隠れているわけだ。
したがって、よく見るとフロア先端のリーディングエッジの処理はトップチームも最下位も大きくは違わないことが解るのだ。
今シーズンはバージボードの高さが低く制限されることになった。これでまた、新たなエアロ開発が必要になるわけだが、フロアフロントという自由開発エリアを与えられることで、エアロエンジニアの悩みはこれまで以上に深く、尽きないものになる。
(Tetsuo Tsugawa)
関連ニュース
12/6(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
12/7(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
12/8(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 437 |
2位 | ランド・ノリス | 374 |
3位 | シャルル・ルクレール | 356 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 292 |
5位 | カルロス・サインツ | 290 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 245 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 223 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 70 |
10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 589 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 65 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 4 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |