F速

  • 会員登録
  • ログイン

ミック・シューマッハーにとって人生の転機となった父ミハエルからの大切な質問

2019年2月1日

 2019年シーズンのフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)に加入したミック・シューマッハーは、父親のミハエル・シューマッハーに対して最大の賛辞の気持ちを抱いている。しかし、彼は伝説的な父親の後を歩むのは“難しいこともある”と語った。


 19歳の若手ドライバーであるミックは、モータースポーツにおける彼自身のキャリアをスタートして以来、7度のF1世界チャンピオンである父親について公の場で語ることを避けてきた。


 しかしFIAの公式雑誌Autoのインタビューにおいて、FDAの最新メンバーであるミックは、2013年の深刻なスキー事故以来、公の場に姿を現していない彼の父親について考えを明らかにした。


「これまでで最も偉大なF1ドライバーの息子でいられてうれしいよ」とミックは語った。


「父が史上最高のF1ドライバーであることをうれしく思うし、そのことで父に対して憧れの気持ちを持っているんだ。時にはシューマッハーでいることが難しいことがあってもね。シューマッハーの名前には良い面と良くない面があるんだよ」


「世界中の多くの人々から支援してもらえていることは悪いことじゃない。僕はそのことに感謝しているよ」


 彼の優れた遺伝子と、F1界で象徴的な父親からの感化もあり、ミック・シューマッハーの進路は、最初から敷かれていたように見える。しかし、彼は父親から非常に重要な質問をされた日のことを覚えている。


「レースやカートは僕の家族のなかではとても普通のことだった。父とカートに行くことがいつも大好きだったんだ」


「父とカートに行くのはとても楽しかった。そしてある日、父が『これは僕にとって趣味なのか、それともプロとしてやりたいのか』と質問したことを覚えている」


「僕はすぐさま、プロとしてやりたいと答えた。他にやりたいことなどなかったからね」


 2018年のFIAヨーロピアンF3選手権の現チャンピオンであるミックは、2019年FIA F2に昇格し、2017年に現フェラーリドライバーのシャルル・ルクレールにF2タイトルをもたらした有力チームであるプレマ・レーシングから参戦する。


 ミックは、これからの1年でルクレールの後に続くことができるだろうか?父であるミハエルならきっと大きな声で“イエス!”と答えるはずだ。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

7/4(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/5(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/6(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号