F速

  • 会員登録
  • ログイン

ブラジル人F4ドライバーのコレット、ルノー・スポール・アカデミーへの加入が決定

2019年1月23日

 2018年始めにウィンフィールド・ボランテ賞を受賞し、その後のフランスF4選手権では21戦中7戦を勝利してシリーズを制した16歳のカイオ・コレットが、ルノー・スポール・アカデミーに加入することになった。


 コレットは2019年シーズン、現チャンピオンチームのR-ace GPからフォーミュラ・ルノー・ユーロカップに参戦し、9つのサーキットでレースに出場する。5月のモナコと、ヤス・マリーナで行なわれるアブダビ戦はコレットが2018年2月に初めてシングルシーターで参戦し優勝したサーキットであり、彼にとってはよく知るコースだ。


 コレットはブラジルで最も有望で才能あるドライバーと目されている。彼は7歳でレースのキャリアをスタートさせ、2010年から2015年までの間に、ブラジルで幾度もカート選手権を制してきた。


 2015年には夢に向かって前進するためにヨーロッパへと渡り、CIK-FIAのルーキー・オブ・ザ・イヤーにも輝いている。2018年1月にシングルシーターでのデビューを果たすとドバイでの初戦では3位となり、その翌週にはヤス・マリーナで初優勝を飾った。その後のフランスF4では7勝をあげ、6度の表彰台を経験。66.5ポイントを獲得してタイトルを勝ち取った。


 ルノー・スポール・アカデミーのディレクターであるミア・シャリズマンは、コレットの加入について以下のように語った。


「カイオをルノー・スポール・アカデミーのドライバーとして迎え入れることとなり、とても嬉しく思っている。ブラジルは才能あるレースドライバーを多く輩出してきたという歴史があり、カイオはその伝統を守れるだけのものを持っている」


「彼はアカデミーが数多く擁する、エキサイティングな才能を持つドライバーのひとりだ。カートでの成績は非常に良く、フランスF4での勝利に表されているように、シングルシーター移行に際しても印象的な走りを見せた」


「これからの数年間、彼とオールロード・マネジメントとともに密接に関わっていくこと、またアカデミーの枠組みのなかで、彼がモータースポーツの階段を上り成長していくことを楽しみにしている」


 コレット本人は「ルノー・スポール・アカデミーに加わることができて、とても嬉しい」と話し、次のように続けた。


「フランスF4を制したことへのご褒美のひとつとして、プログラム加入のチャンスがあるだろうことは知っていて、それは昨シーズンの大きなモチベーションになっていた」


「アカデミーに在籍するに値するドライバーであるということを、ルノーに知らしめたいという思いが、ハングリー精神を育ててくれる。これが、フォーミュラ・ルノー・ユーロカップでも好成績を収めることにもつながるだろう」


「目標を達成するために懸命にやっていくよ。ルノーとともに仕事をし、彼らのサポートを活かしきることを楽しみにしている」



(Translation:Akane Kofuji)


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号