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マクラーレンF1、ポルシェのWECプログラム指揮したザイドルをマネージングディレクターに任命

2019年1月10日

 マクラーレンF1は1月10日、2015〜17年の間、ポルシェのLMP1プログラムを指揮したアンドレアス・ザイドルをマネージングディレクターとして迎えることをアナウンスした。


 新たにチームに加わるザイドルは、3年連続でル・マン24時間レースを制したポルシェ919ハイブリッドの開発プロジェクトを指揮し、チーム代表を務めた人物。


 ポルシェが2017年限りでLMP1プログラムを終了した後は、2020年から参戦予定のABBフォーミュラE選手権に向けた開発プロジェクトを指揮していた。


 そんなザイドルがマクラーレンF1へ加わり、マネージングディレクターの職を務めることになった。


 BMWモータースポーツ在籍時にはF1プログラムにも関わっていたザイドルは「これは信じられないほどの挑戦だけど、挑む準備は整っている」とコメントしている。


「マクラーレンのような伝統あるチームに加わる機会は本当に特別なものなんだ」


「マクラーレンは経験が豊富でビジョンがあり、リーダーシップを執る人材もいる。そしてなによりも重要なのは、戦いの最前線に復帰したいと願っていて、そのために全力を注いでいるということだ」


「チームの同僚や(パワーユニットを供給する)ルノー、(2019年からドライバーを務める)カルロス(サインツJr.)、ランド(ノリス)と一緒に働く日が待ち遠しいよ」


 マクラーレンのザック・ブラウンCEOは「アンドレアス(ザイドル)はかかわってきたすべてのプログラムで目覚ましい成績を残してきた人物。彼と一緒に働くのが楽しみだ」とコメントしている。


 なお、ザイドルが具体的にいつからマクラーレンでの職務にあたるかは現時点で未定。マクラーレンF1は2月14日に2019年型マシンのアンベイルを予定している。



(autosport web)


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