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ベッテル、クビアトらF1開発ドライバーの離脱を懸念せず「すぐに新しい人材が見つかるはず」

2019年1月7日

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ダニール・クビアトとアントニオ・ジョビナッツィがフェラーリでのシミュレーター作業から離れることに懸念はなく、フェラーリが相応しい後任者を見つけることを確信している。


 2018年、クビアトとジョビナッツィはフェラーリのマシン『SF71-H』の開発やセットアップなど、マラネロで広範囲にわたるシミュレーター業務を担当し、ベッテルはふたりの仕事ぶりを称賛していた。


 しかし、2019年シーズンはクビアトがトロロッソ・ホンダに戻り、ジョビナッツィがザウバーのシートを獲得したことにより、フェラーリではシミュレーター作業やマシン開発を行うドライバーが不足することになってしまった。なおフェラーリは、ロバート・クビカが2019年のウイリアムズのシートを獲得する前には、彼にこの役割のオファーをしていた。


 フェラーリのテストドライバーとして契約中のマルク・ジェネとダビデ・リゴンは、折を見てシミュレーター作業に招集される可能性があるが、おそらく近い将来、フェラーリにはその役割に専念する人間が必要になるだろう。


「個人的に、シミュレーターは単に楽しくないので好きじゃないんだ」とベッテルは話した。


「でも確かにシミュレーター作業はとても重要なことだし、必要なツールだ。シミュレーターで発見したことに基づいてマシンを変更する。それがより良いものなら、僕たちもより嬉しい」


「僕たちは彼らにとても感謝している。金曜の夜という時間を考えたら、仕事をするうえで最高のものではないからだ。特に若いときはね。でも重要な作業だしすべてが意味をなすんだ」


「全員が自分の役割を果たし、最後にはステアリングホイールをこの手にする栄誉を得て、僕たち全員が作ろうとしたマシンを走らせ、パフォーマンスを発揮する」


「2019年、僕たちは新しい一歩を踏み出すことになるけれど、しっかりとすぐに適応できる人たちを見つけることになるだろう。だからシミュレーターの分野でも強いチームになると確信している」


 フェラーリはシミュレーター任務のためにジュニアアカデミーのメンバーを頼る可能性もあるが、クビカの昇格の結果、ウイリアムズから放出されることになったセルゲイ・シトロキンに接触することも考えられる。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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