F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

トロロッソ・ホンダ甘口コラム ブラジルGP編:スペック3でパワーと信頼性を確認できたことが大きな収穫

2018年11月19日

 トロロッソ・ホンダの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のトロロッソ・ホンダのコース内外の活躍を批評します。F1第20戦ブラジルGPを、甘口の視点でジャッジ。

――――――――――――

 トロロッソ・ホンダにとってのブラジルGPは、第17戦日本GP以来、3戦ぶりにポイントを獲得できなかったレースとなった。ただし、収穫はいくつかあった。それは日本GP以来、3戦ぶりに予選でQ3に進出したことだ。トロロッソのブラジルGPでのQ3進出は2015年のマックス・フェルスタッペン以来3年ぶりだった。

 その要因のひとつは、車体のセットアップが金曜日から土曜日にかけて改善したことだ。

「中団グループの戦いがかなり接近していたので、その中でどのようにして上位に食い込むことができるかが、Q3に進出する鍵となっていたんですが、マシンのセットアップが金曜日よりもまとまったことと、(ピエール・)ガスリーがQ2でうまくアタックしてくれたおかげで、Q3に進出することができました」と、田辺豊治F1テクニカルディレクターはトロロッソ側の仕事ぶりを称えたが、ホンダがブラジルGPから再投入したスペック3のパワーユニットが、パワー感度の高いインテルラゴスで少なからず、トロロッソの車体を後押ししたことも忘れてはならない。

 ブラジルGPの予選での最高速度を見ると、Q3に進出したガスリーに関しては、ルノー勢6台を上回っていた。これは最高速だけでなく、3コーナーから4コーナーにかけてのバックストレートエンドにあるセクター1通過点での速度に関しても同様で、ガスリーはルノー勢6台のほかにもフォース・インディアのエステバン・オコンとハースのケビン・マグヌッセンより速かった。

 田辺TDも再投入されたスペック3については、「パワーユニットのスペックアップに対するハフォーマンスアップも確認できています。オシレーション(共振)に関しても、問題がなかったアメリカGPからさらに細かいところを改善していて、許容範囲内で最適化を進められました」と評価していた。



レース

12/6(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
12/7(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
12/8(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン437
2位ランド・ノリス374
3位シャルル・ルクレール356
4位オスカー・ピアストリ292
5位カルロス・サインツ290
6位ジョージ・ラッセル245
7位ルイス・ハミルトン223
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ70
10位ピエール・ガスリー42

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム666
2位スクーデリア・フェラーリ652
3位オラクル・レッドブル・レーシング589
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム468
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム94
6位BWTアルピーヌF1チーム65
7位マネーグラム・ハースF1チーム58
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー4

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd22 ラスベガス&Rd23 カタール&Rd24 アブダビGP号