F速

  • 会員登録
  • ログイン

F1 Topic:ロシアGP開幕前日、ハースで原因不明のタイヤ火災が発生

2018年10月2日

 F1第16戦ロシアGPの週末、珍しい事故が起きた。グランプリ開幕前日の9月27日(木)の深夜、ハースのガレージ裏にあるタイヤ保管エリアで火災が発生したのだ。


 火災はサーキットに駐在していたセキュリティスタッフによって直ちに消火され、すぐに鎮火。ケビン・マグヌッセン用のタイヤが2セット消失したものの、被害がそれ以上広がらなかったのは、不幸中の幸いだった。


 どうして火災は起きたのか。ピレリのマリオ・イゾラ(ヘッド・オブ・カーレーシング)は次のように説明する。


「ピレリが作成し、FIAを通してチームに通達している指示書では、タイヤの管理は週末を通して60℃で行われ、80℃で2時間加熱した後、セッションの1時間前に110℃まで温度を上げられることが許されている。つまり、夜間は60℃でタイヤは保温されているはずなので、なぜ火災が発生したのかわからない。これまで、タイヤウォーマーに問題が起きて、タイヤが使えなくなったというトラブルは何度かあったが、今回はコントロールボックスから出火したと聞いている。それ以上のことはわからない」


 ちなみに火災によって使用不可能となったマグヌッセンのタイヤは、ハイパーソフトとソフトだったが、グランプリが開幕する前だったため、タイヤはFIAによって交換が許可され、ピレリは直ちに20セットある予備のタイヤから2セットをハースへ引き渡した。


 だが、もし火災がグランプリ期間中に発生し、しかもタイヤが未使用ではなく、ユーズドだったら、「状況は少し複雑になっていただろう」とイゾラは話す。今回、8位に入賞したマグヌッセンがレースで使用したタイヤは、奇しくも火災で消失したものと同じコンパウンドだった……。



(Masahiro Owari)


レース

10/3(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
10/4(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/5(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ336
2位ランド・ノリス314
3位マックス・フェルスタッペン273
4位ジョージ・ラッセル237
5位シャルル・ルクレール173
6位ルイス・ハミルトン125
7位アンドレア・キミ・アントネッリ88
8位アレクサンダー・アルボン70
9位アイザック・ハジャー39
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム650
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム325
3位スクーデリア・フェラーリHP298
4位オラクル・レッドブル・レーシング290
5位ウイリアムズ・レーシング102
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム68
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム46
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号