最新記事
【あなたは何しに?】日本人として唯一『F1パドックの殿堂入り』を果たしたF1解説者の川井一仁
2018年9月12日
F1シーズンを転戦していると、いろいろな人との出会いがある。そんな人たちに、「あなたは何しに?」と尋ねる連載企画。今回は、F1第14戦イタリアGPで『F1パドックの殿堂入り』を果たしたTV解説者の川井一仁さんをご紹介。
————————
イタリアGPが行われた週末に、モンツァのパドックで、ある表彰式が催された。それは『F1パドックの殿堂入り』を祝う会だった。
主催したのは2018年からリバティ・メディア体制となり新しくなったF1で、「パドック殿堂を創設し、25年以上にわたりこのスポーツに多大なる貢献を行ってきた人々に感謝し、表彰する」というのが、その目的だった。
選考にあたったのは、ロス・ブラウン(F1モータースポーツ担当マネージング・ディレクター)、チャーリー・ホワイティング(FIAレースディレクター)、マウリツィオ・アリバベーネ代表、マーティン・ブランドル(元F1ドライバー)の4人。
この4人によって、今回『F1パドックの殿堂入り』に選ばれたのは33人。80年代からウイリアムズに所属し、広報の草分け的存在として、いまなお現役で活躍しているアン・ブラッドショーやザウバーがF1に参戦した93年からチームマネージャーとして活躍しているベアト・ツェンダーらチーム関係者だけでなく、テレビクルー、ジャーナリスト、カメラマンらも大勢選出された。
この33人の殿堂入りしたF1関係者の中に、日本人としてただひとり選ばれたのが、フジテレビの解説者として活躍している川井一仁さんだ。
80年代にテレビ関連の仕事でF1の世界に入った川井さん。海外留学で培った語学力が買われて88年のモナコGPからピットレポーターを開始。その後、TV解説者に抜擢された。
川井さんの豊富な情報力はF1界でも一目置かれており、海外のテレビクルーやジャーナリストが予選やレース前に、川井さんの予想をうかがっているほどだ。
25年以上もの間、活躍し続けるだけでも大変だが、そのうえ、その存在がF1界に認められた川井さん。もちろん、今回のパドック殿堂入りは、日本のモータースポーツ界として初めての快挙だった。
川井さんには、記念として4分の1にカットされたブレンボ製のブレーキディスクが贈られた。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


