F速

  • 会員登録
  • ログイン

オコンにシート喪失の危機。次戦ベルギーGPでストロールがフォース・インディアから出走か

2018年8月9日

 フォース・インディアがカナダの大富豪ローレンス・ストロールに買収されたことで、息子のランス・ストロールが2019年から同チームのレースドライバーになることが確定した。しかし、ここに来て、「いやいや、ストロール家が2019年まで待つはずがない」という声も聞こえて来た。その発言の主は、ジャック・ビルヌーブである。
 
 ビルヌーブによれば、「もともと息子をフォース・インディアに移籍させることが買収の目的だったのだから、1レースでも早くデビューさせたいはず」というのだ。


「ローレンスが最有力の買収候補だと、僕はずっと言い続けて来た。でもこんなに早くカタがついたのは、正直予想外だったよ。買収手続きが完了すればすぐに、ドライバーを交代させるだろうね」
 つまり夏休みの間に手続きが終われば、次戦ベルギーGPからランス・ストロールはフォース・インディアで走ることになる。


「チームはストロール家の意向を無視できない。1戦でも早くフォース・インディアのマシンに慣れさせたいと言われれば、従わざるをえないだろう。開発中の2019年マシンにストロールのドライビングスタイルを反映させるためにも、それがベストだろう」


 とはいえ現行ドライバーのエステバン・オコンとセルジオ・ペレスは、2018年末までの契約がある。しかしビルヌーブは、「そんなもの、どうにでもなる」という。


「F1では何だって可能だってことを、僕らは過去何度も見てるじゃないか。契約なんて、いつでも買い直すことは可能だ。だからシーズン中のドライバー交代は、十分にあり得るよ」


 となると放出させられるドライバーは、オコンになる可能性が高い。一時はルノーへの移籍が有力視されるなど、トップドライバーの道を順調に歩んで来たかに見えたオコンだが、ここに来て一転、最悪の場合2019年のシートを失う恐れさえ出て来てしまっている。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(Translation:Kunio Shibata)


レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号