F速

  • 会員登録
  • ログイン

レッドブル、“進歩のない”ルノーに強い不満を示す「ホンダはこれから大きく改善するはず」

2018年7月11日

 レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1イギリスGPで、自分たちが搭載するルノーのパワーユニットとフェラーリやメルセデスとの差を目の当たりにして、ショックを受けたと述べた。


 フェルスタッペンは最終的にブレーキ関係のトラブルでリタイアするまで、上位を走っていた。しかしフェラーリやメルセデスのマシンとはストレートスピードが違いすぎて勝負にならなかったと、ホーナーは言う。


「(決勝中)防御するにしても攻撃するにしても、まるで戦えない状態だった」とホーナー。


「リスタートでキミ(・ライコネン)と戦った時の状況を見れば分かる。我々は予選モードで走っていたが、キミとの間には大きな差があった」


「マックスがキミを抑えるのがどれだけ大変だったことか。彼らのリスタート時のスピードはあり得ないようなものだった」


 フェルスタッペン自身も、馬力が違いすぎて、同じカテゴリーのマシンには思えなかったとまで語っている。


「70馬力か80馬力劣っていると苦戦するのは当たり前だ。ストレートではまるで違うカテゴリーのマシンのようだった」とフェルスタッペンは言う。


「正確な数値は分からないけど、ストレートで1秒失っていた。それだけロスが大きかったということだ」


 まるで自分がF2マシンで走っているように感じたかと聞かれると、フェルスタッペンは「そのとおり!」と答えた。


 ダニエル・リカルドは、終盤、ロングスティントを走るメルセデスのバルテリ・ボッタスとの差を縮めていたものの、追い抜くにはいたらなかった。


「彼(リカルド)は、タイヤでは有利でグリップもパフォーマンスもよかったにもかかわらず、バルテリにアタックできなかった」とホーナーは嘆く。


「DRSを使っても遅れていったんだ」


「今のシルバーストンの問題は、全開率が極めて高いことだ。予選では82パーセントをフルスロットルで走る」


「そのためにパワーの重要性が著しく増している。予選ではすべてのコーナーで我々の方がセバスチャン(・ベッテル)より速かった。だが稼いだタイムをストレートですべて失っている」


 レッドブルは長年のパートナー、ルノーとは今季末で袂を分かち、2019年からホンダのパワーユニットを搭載する。ホーナーは、ホンダのパワーユニットに代えてもすぐに状況が好転するわけではないと認める一方で、向上するポテンシャルはルノーよりもホンダの方が大きいとの考えを示した。


「現時点でホンダとルノーは似たような状況だ。ただポテンシャルと開発が重要となる」とホーナー。


「ホンダは前とのギャップを縮めるために作業を進めている。その取り組みを我々は信じているのだ。ルノーは毎年同じことの繰り返しだ。だが、ホンダは大きく進歩していると思う。そういう意味で正しい選択だといえるだろう。変えるべき時が来たということだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

10/18(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
10/19(日) スプリント 結果 / レポート
予選 6:00〜
10/20(月) 決勝 4:00〜


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ336
2位ランド・ノリス314
3位マックス・フェルスタッペン273
4位ジョージ・ラッセル237
5位シャルル・ルクレール173
6位ルイス・ハミルトン125
7位アンドレア・キミ・アントネッリ88
8位アレクサンダー・アルボン70
9位アイザック・ハジャー39
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム650
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム325
3位スクーデリア・フェラーリHP298
4位オラクル・レッドブル・レーシング290
5位ウイリアムズ・レーシング102
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム68
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム46
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号