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「フェラーリはそろそろライコネンを降ろすべき」と元F1ドライバー

2018年6月13日

 元F1ドライバーで現在Sky F1のコメンテーターを務めるマーティン・ブランドルは、キミ・ライコネンはもうF1を去るべき時期に差し掛かっていると主張、フェラーリは来年、シャルル・ルクレールを起用した方がよいとの考えを示した。


 今年のライコネンは、トラブルが発生したり、戦略にミスがあったりと、何度か不運に見舞われている。一方で、予選でフロントロウに並べたはずのチャンスを何度か棒に振り、レースペースでもチームメイトのセバスチャン・ベッテルに及ばないことがしばしばあるのも確かだ。


 2007年のF1世界チャンピオンであるライコネンは、今年39歳になる。ブランドルは、ライコネンは今シーズン末でF1キャリアを終えるべきであるとの見解を示した。


「フェラーリはキミに危機感を持たねばならない」とブランドルは、カナダGP後にSky Sportsのコラムに記している。


「彼が最も人気のあるドライバーのひとりであることは知っているが、彼は予選でまたもミスを犯し、日曜決勝ではチームメイトより30秒近くも遅れてフィニッシュした」


「彼らはどうするつもりだろう? 私の考えでは、キミのキャリアはもう終わりに来ていると思う。彼は今でも時折本当に速いところを瞬間的に見せることはあるが、必要なレースペースを絶えず発揮し続けるということがもはやできない」


「それにセブ(セバスチャン・ベッテル)の援護射撃もできていない」


「コンストラクターズ選手権を制することはフェラーリにとって非常に重要なことだ。彼らは楽しみのために市販車のダッシュボードの上に獲得タイトルのリストを置いているわけではないのだ。もしこの時代にレッドブルやメルセデスを相手にタイトルを勝ち取りたいのなら、来年はベッテルのチームメイトに(ダニエル・)リカルドかルクレールのようなドライバーが必要だ」


「そしてそのことにベッテルも折り合いをつける必要がある」


 ザウバーで才能を発揮しているルーキーのルクレールには、多くの人々と同様にブランドルも感銘を受けており、フェラーリはライコネンの後任としてルクレール以外のドライバーを探す必要はないと示唆している。

2018年F1第7戦カナダGP シャルル・ルクレール(ザウバー)が入賞

「彼には明らかにF1での才能があるし、申し分ないドライバーのようだ。たとえF1のグリッド上で撮られた彼の写真が、驚いているハリー・ポッターのように見えたとしてもだ」


「フェラーリは若いドライバーを起用するリスクを取ることはあまりないが、世代間の交代が起きつつある」


「ドライバーの世代は3つのグループに分かれる。ひとつはフェルナンド(・アロンソ)やキミのグループ。中堅としては(ロマン・)グロージャンや(ニコ・)ヒュルケンベルグたちのグループ。3つめが野心的な若手グループだ。フェラーリとて遅れをとりたくはないだろう」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


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