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F1 Topic:ウッドチャックのたたり?不運の連続にグロージャンは「もう笑うしかない」
2018年6月10日
金曜日のフリー走行2回目に、ピットインしてきたロマン・グロージャンを取り囲むハースのメカニックたちがマシンを見て、呆然と立ち尽くしていた。理由はグロージャンのマシンに小動物の死体の一部が付着していたからだ。
「バックストレートを走行していたら、突然ビーバーがコースを横切ってきた」とグロージャンは説明したが、グロージャンのマシンに衝突したのはビーバーではなく、ウッドチャックだった。
ウッドチャックは、リス科マーモット属に分類されるマーモットの1種で北アメリカに広く分布する哺乳類だ。
「小動物なんてもんじゃないよ。当たったときの衝撃は相当なものだった。何が起きたのか理解できなくて、すぐにピットインできずにもう1周走ってしまったよ」
その言葉が決して大げさではないことは、グロージャンのマシンはノーズに穴が空いていたことでもわかる。さらにこのアクシデントでグロージャンのマシンはフロントウイングとバージボードも破損。ハースはカナダGPに3つの新しい空力パーツを投入していたが、フロントウイングとバージボードがその中に含まれていた。
幸いハースは、チームとしてスペアの新パーツを1つ持っていたため、土曜日も引き続きグロージャンは新空力パッケージで走行することができ、フリー走行3回目は9番手のタイムを記録していた。
ところが、予選でグロージャンに悲劇が再び襲う。予選が開始されて間もなく、ピットアウトしたグロージャンのマシンはピットレーンで白煙をあげてストップ。一度もアタックすることなく、予選を終えた。
「ピットアウトしたときから、何かがおかしかった。今シーズンはここまで不運の連続。もう笑うしかない」と語ったグロージャン。
しかし、パドックでは「昨日のウッドチャックの呪いではないか?」という声も……。
(Masahiro Owari)
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5/30(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
5/31(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/1(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

