F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ルノーF1、カナダGPに向けアンダーステア問題の解決に取り組む。アップデート版PUも投入

2018年6月8日

 ルノーF1チームは、高速走行時のR.S.18にアンダーステアが出てしまう問題に対して、解決策はあると考えている。


 アンダーステアは5月に行われたスペインGPで特に顕著に出ており、モントリオールで開催される次戦カナダGPにおいても、再びパフォーマンスを左右する要因になりかねない。


 しかしチームのテクニカルディレクターであるニック・チェスターは、チームの悩みに終止符を打つ解決策はあると話す。


「我々は高速走行時に若干のアンダーステアが出る問題を修正すべく、取り組んでいる。どうすれば解決できるのかは分かっている。そのためのパーツを開発し、コースに持ち込むまでに時間がかかるだけだ」


「問題解決に役立つ特定のパーツが完成するのを待っている。モントリオールで戦うころには受け取れるはずだ」


 チェスターによれば、問題が最初に発覚したのはバルセロナで行なわれたプレシーズンテストだったという。そしてこの問題は、チームが同じコースに戻ってきた5月のスペインGPでも、まだ解決されていなかった。


「これは問題になるだろうと思っていた。今シーズン後半にはスペインのようなタイプのコースがいくつかあるので、パーツを持ち込む予定だ」


 ルノーはまた、レースに向けて新スペックエンジンを導入する予定だ。ただ、現在ルノー製PUの供給を受けるドライバーは全員が、このアップデート版を使用することになる。


「カナダGPでBスペックのエンジンを投入することを、楽しみにしている。これでパフォーマンスがもう少し向上するだろう」


「ボディワークも数カ所アップデートされる。リヤウイング末端のプレートや、フロントウイングの小規模な変更などがある」


「我々はレースのたびに、何かを取り入れようと努力しているのだ」とチェスターは付け加えた。


 こうした改善点はどれも、カナダGPが行なわれるジル・ビルヌーブ・サーキットでは特に効果が期待されている。


「カナダで必要なのはパワーとトラクションだ。直線でのスピードも必要なので、ダウンフォースが低めのセットアップが求められる」とチェスターは説明した。


「ここは低速コーナーや長い直線が多く、トラクションが大変重要なサーキットなのだ」


「ダウンフォースのバランスを決めるのは非常に難しいが、我々は通常、コースに到着した後にどのレベルで走行すべきかを算定することに長けている」


「カナダでは縁石の使い方も重要になる。最高の空力を得つつ、縁石に乗り上げられる状態とのバランスを取るために、マシンの車高を低くして硬めのセッティングにする必要がある」


「空力プラットフォームに最も適した車高を決める必要がある。空力パフォーマンスと、縁石を使う走行との間でバランスを見つけるということだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


レース

12/6(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
12/7(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
12/8(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン437
2位ランド・ノリス374
3位シャルル・ルクレール356
4位オスカー・ピアストリ292
5位カルロス・サインツ290
6位ジョージ・ラッセル245
7位ルイス・ハミルトン223
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ70
10位ピエール・ガスリー42

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム666
2位スクーデリア・フェラーリ652
3位オラクル・レッドブル・レーシング589
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム468
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム94
6位BWTアルピーヌF1チーム65
7位マネーグラム・ハースF1チーム58
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー4

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd22 ラスベガス&Rd23 カタール&Rd24 アブダビGP号