ミハエル・シューマッハーが、契約延長に伴ってフェラーリから年俸引下げの提案があったのではというウワサについて否定すると共に、次回もフェラーリ以外のチームとの契約はあり得ないと語った。

　イギリスのメディアは、現在の年俸２５００万ポンドが契約延長に伴って２０００万ポンドに引き下げられるのではと報じていたが、ミハエルはこの件についてフェラーリから正式に提示されていないとウワサを否定した。
　彼はまた、２００４年の契約終了と共に現在弟ラルフが所属しているウイリアムズＦ１に移籍するのではというウワサについても、フェラーリ以外のチームとの契約はあり得ないと否定した。
　ミハエルは、ドイツの雑誌『ビルド』の中で次のように語った。「僕はずっとフェラーリからＦ１ＧＰに出る。答えはまったくシンプルなものさ。２００４年までの契約を延長するなら、フェラーリしかあり得ない。フェラーリこそ我が家であり、引退するまで僕はここにい続ける」
　『ビルド』はまた、確かな筋からの情報として、ミハエルが２００４年以降、少なくとも２年間は現役を続ける意向であると伝えた。ウワサが本当なら、ミハエルには最大９度のワールドチャンピオンの可能性がある。
　いずれにせよ、たとえ５００万ポンドの減給が本当であったとしても、ミハエルの年俸が２位のジャック・ビルヌーブの１３００万ポンドを大きく引き離し、ダントツの１位であることに変わりはない。

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