F1第3戦中国GP FP2:ハミルトンが最速もトップ4は0.1秒の僅差。トロロッソ・ホンダは12、15番手
2018年4月13日
現地時間の午後2時からの中国GPの2回目フリー走行がスタート。どんよりした天候はそのままで、気温17℃、路面温度20℃も午前中とほぼ変わらず。一方で風はほぼ止み、湿度は午前中の40%から一気に74%まで上がっている。しかし各マシンの出足は鈍く、セッション中の降雨を警戒している様子はない。
開始後8分。コースインしたばかりのキミ・ライコネンを、「問題が出た」と、エンジニアがすぐに呼び戻した。データ上に何らかの異常が出たようだったが、10分足らずでコース復帰を果たした。
開始後20分の時点では、1-2番手のメルセデスからフェラーリ、レッドブル、フォース・インディア、マクラーレンと、10番手までがきれいにチームごとに順位を形成している。その後のロングランでは、レッドブルをのぞく大部分のチームが戦略を分けた。トップ3でソフトを履いたのはルイス・ハミルトン、ライコネン、レッドブルの2台。バルテリ・ボッタス、セバスチャン・ベッテルはミディアムで周回を重ねた。
トロロッソ・ホンダの2台は24分過ぎにウルトラソフトでピエール・ガスリー12番手、ブレンドン・ハートレー15番手のタイムを出すと、そのままロングランに移行。ガスリーは実に22周を周回し、ソフト、ミディアムも含めて最長スティントをこなした。
終了15分前、コースインしたばかりのストフェル・バンドーンが、「タイヤが止まってない!」と、ターン6手前でストップ。開幕戦のハース、バーレーンのフェラーリに続いて、マクラーレンも交換作業ミスを犯してしまう。チームは安全確認せずにマシンを送り出したとして、セッション後に審議となった。
15時過ぎにはマクラーレンのピットから、「11分後に降雨の可能性」がドライバーに伝えられる。実際にはやや遅れて20分過ぎに、本格的な雨が降ってきた。アロンソ、フォース・インディアの2台などがインターメディエイトでコースインするが、いずれも1、2周でピットイン。そのままセッション終了となった。
セッション最速は、午前中に続いてハミルトン。0.007秒差で2番手に付けたライコネンは、ロングランでもハミルトンに遜色のないペースで周回している。3、4番手のボッタス、ベッテルもハミルトンからそれぞれ0.03秒、0.1秒と、僅差に付けた。
フェルスタッペンは0.34秒差の5番手ながら、ライコネン同様ロングランはかなりいいペースだった。6番手にはヒュルケンベルグが入り、リカルドはチームメイトからコンマ7秒落ちの9番手に終わった。
(Kunio Shibata)
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6/1(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

