最新記事
- 2戦連続表彰台のルクレール「VSCは運が良かっ...
- レッドブル、ドライバーラインアップの決断を...
- 「ピット戦略自体は悪くなかった」詳細は語ら...
- 首位陥落のピアストリ「今までの走り方ではな...
- 【F1第20戦決勝の要点】新人ベアマン、優勝経...
- 【ポイントランキング】2025年F1第20戦メキシ...
- ノリスが今季6勝目、逆転で選手権首位に浮上...
- 【正式結果】2025年F1第20戦メキシコシティGP...
- 「アップデートなしに素晴らしい成果を出した...
- 「今季最高の予選なのにペナルティなんて!」...
- リヤウイングを変えて調整を続けるも「思った...
- フェラーリ勢の予選トップ3は今季初。ノリス...
松田次生のF1目線:トロロッソ・ホンダ内のライバル対決でガスリーを応援するワケ
2018年3月20日
スーパーフォーミュラの元チャンピオンにして、現在もスーパーGTで活躍中の松田次生選手(MOTUL AUTECH GT-R)がシーズン中のF1について語るF1速報WEBの連載企画。開幕直前となる初回はオートスポーツWEBにも掲載してお届けします。
——————————-
テストを見ていると、メルセデスは一発は出さずにロング重視でやっているようですね。クルマの方向性は、ロングホイールベースでレイクもあまりついていない。それは昨年から引き継いでいる。昨年、回り込んだレイアウトのコースではさすがに劣勢を強いられて、それをどう対策してくるか。
タイムだけ見ているとフェラーリの方が一発は出ています。フェラーリは昨年は予選が課題だった。今年はクルマをそっち方向に振ってみたけど、今度はロングがつらいよね、となる可能性もあります。どちらに振って作り込んでくるかが注目です。燃料が重いときはレッドブルが速そうな雰囲気ですね。
とはいえフタを開けてみないと本当のところは分からないですね。もしかしたらメルセデスがぶっちぎってしまうかもしれません。あと、今季はタイヤの種類が増えて、その使い方が大事になってくるでしょう。タイヤにどうクルマをアジャストしていくかが見どころです。
トロロッソ・ホンダは中団グループから上位くらいのレベルまでいくのではないかと思います。ただしテストでは周回数は結構稼いでいたけど、燃費は分からない。その点は懸念材料ではあります。一発なら昨年のマクラーレンレベルにいく雰囲気はありますよね。僕はトロロッソはマクラーレンと同じくらいのポテンシャルと見ています。
マクラーレンに関しては、サイドポンツーンがあんなに小さくて大丈夫かなと思います。エアロパッケージはドラッグが少なそうで、空力効率は良さそうだけど、冷却に関してはどうか。熱害で決勝を走りきれなかったりするかもしれません。
ドライバーに目を向けると、ルイス・ハミルトンがどこまでのモチベーションか、ですね。マックス・フェルスタッペン、ルノーのカルロス・サインツJr.、ニコ・ヒュルケンベルグにも注目しています。
あとトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーがライバル同士でどう戦うか。ガスリーの方が前にいてくれないと、「日本よりWECの方がレベル高いのか」と思われてしまうので、ぜひがんばってもらいたい。あと、フェルナンド・アロンソとマクラーレンはもう『ホンダ』を言い訳にはできません。その走りは違う意味で注目です!
■松田次生
1997年にSRS-Fに入校し、スカラシップを獲得。同期には佐藤琢磨がいた。翌98年に全日本F3に参戦し、99年のマカオF3では4位を獲得。2000年より国内最高峰のカテゴリーであるFニッポン、スーパーGT(GT500クラス)への参戦を開始し、07年、08年にはFニッポンで史上初となる2連覇を達成。さらに14年・15年にはスーパーGTシリーズチャンピオンも獲得。18年も引き続きスーパーGTに参戦する。
(Tsugio Matsuda)
関連ニュース
| 10/25(土) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 10/26(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 10/27(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 357 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 356 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 321 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 258 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 210 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 97 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 39 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 713 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 356 |
| 3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 355 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 346 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 62 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 60 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


