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松田次生のF1目線:トロロッソ・ホンダ内のライバル対決でガスリーを応援するワケ
2018年3月20日
スーパーフォーミュラの元チャンピオンにして、現在もスーパーGTで活躍中の松田次生選手(MOTUL AUTECH GT-R)がシーズン中のF1について語るF1速報WEBの連載企画。開幕直前となる初回はオートスポーツWEBにも掲載してお届けします。
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テストを見ていると、メルセデスは一発は出さずにロング重視でやっているようですね。クルマの方向性は、ロングホイールベースでレイクもあまりついていない。それは昨年から引き継いでいる。昨年、回り込んだレイアウトのコースではさすがに劣勢を強いられて、それをどう対策してくるか。
タイムだけ見ているとフェラーリの方が一発は出ています。フェラーリは昨年は予選が課題だった。今年はクルマをそっち方向に振ってみたけど、今度はロングがつらいよね、となる可能性もあります。どちらに振って作り込んでくるかが注目です。燃料が重いときはレッドブルが速そうな雰囲気ですね。
とはいえフタを開けてみないと本当のところは分からないですね。もしかしたらメルセデスがぶっちぎってしまうかもしれません。あと、今季はタイヤの種類が増えて、その使い方が大事になってくるでしょう。タイヤにどうクルマをアジャストしていくかが見どころです。
トロロッソ・ホンダは中団グループから上位くらいのレベルまでいくのではないかと思います。ただしテストでは周回数は結構稼いでいたけど、燃費は分からない。その点は懸念材料ではあります。一発なら昨年のマクラーレンレベルにいく雰囲気はありますよね。僕はトロロッソはマクラーレンと同じくらいのポテンシャルと見ています。
マクラーレンに関しては、サイドポンツーンがあんなに小さくて大丈夫かなと思います。エアロパッケージはドラッグが少なそうで、空力効率は良さそうだけど、冷却に関してはどうか。熱害で決勝を走りきれなかったりするかもしれません。
ドライバーに目を向けると、ルイス・ハミルトンがどこまでのモチベーションか、ですね。マックス・フェルスタッペン、ルノーのカルロス・サインツJr.、ニコ・ヒュルケンベルグにも注目しています。
あとトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーがライバル同士でどう戦うか。ガスリーの方が前にいてくれないと、「日本よりWECの方がレベル高いのか」と思われてしまうので、ぜひがんばってもらいたい。あと、フェルナンド・アロンソとマクラーレンはもう『ホンダ』を言い訳にはできません。その走りは違う意味で注目です!
■松田次生
1997年にSRS-Fに入校し、スカラシップを獲得。同期には佐藤琢磨がいた。翌98年に全日本F3に参戦し、99年のマカオF3では4位を獲得。2000年より国内最高峰のカテゴリーであるFニッポン、スーパーGT(GT500クラス)への参戦を開始し、07年、08年にはFニッポンで史上初となる2連覇を達成。さらに14年・15年にはスーパーGTシリーズチャンピオンも獲得。18年も引き続きスーパーGTに参戦する。
(Tsugio Matsuda)
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4/18(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
4/19(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
4/20(日) | 決勝 | 26:00〜 |


1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

