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ベッテル最速。トロロッソ・ホンダとマクラーレン、トラブルの解決に追われる/F1テスト2回目デイ1

2018年3月7日

 第2回F1プレシーズンテストが初日を迎え、10チーム13人のドライバーが走行を行った。この日、トップタイムをマークしたのはフェラーリのセバスチャン・ベッテルだった。


 先週のテストは悪天候に見舞われたものの、6日は好天に恵まれ、各チームにとって、走行不足を補うために積極的に走りこむチャンスとなった。午後は多くのチームがロングランに取り掛かったこともあり、ほとんどのドライバーが自己ベストタイムを午前に記録した。


 ベッテルはドライバー別としてはこの日最多の171周を走行、ミディアムタイヤでの1分20秒396で、タイムシートのトップに立った。ベッテルは、順調に周回を重ねることができたことに満足感を示している。


 2位はメルセデスのバルテリ・ボッタスだった。午前中を担当したボッタスは86周を走行、ソフトタイヤで1分20秒596のタイムを出した。午後にはルイス・ハミルトンが作業を引き継ぎ、91周を走りこみ、ソフトで記録した1分20秒808のタイムで4位となった。メルセデスはふたりで合計177周を走り、チーム別では最多周回数を達成した。

2018年第2回F1バルセロナテスト1日目:ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 メルセデス勢に割って入る3位にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが入った。午後にフェルスタッペンはバッテリートラブルのためターン1でストップ。しかしセッション終盤になってコースに復帰し、一日のなかで合計130周を走った。自己ベストタイムはミディアムで出した1分20秒649だった。

2018年第2回F1バルセロナテスト1日目:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がコース上でストップ


 トップ3チームに続く5位につけたのはトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーだった。ソフトで1分20秒973をマークしてタイム上は好位置につけたガスリーだが、午後にはブレーキシステムのトラブルのためほとんど走れず、ガレージ内で過ごすことになり、合計54周を走るにとどまった。

2018年第2回F1バルセロナテスト1日目:ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)

 ハースのケビン・マグヌッセンは順調に96周を走りこみ、ソフトタイヤでの1分21秒298で6位となった。


 7位、8位にはルノーのニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツJr.が続いた。午前を担当したヒュルケンベルグは48周を走り、ミディアムで1分21秒432のタイムをマーク。午後にはサインツJr.が91周を走るなかでソフトで1分21秒455を出している。


 ウイリアムズのセルゲイ・シロトキンがソフトタイヤで出した1分21秒588で9位。シロトキンが42周を走った後、午後にはランス・ストロールがマシンを引き継ぎ、86周を走行、ソフトでの1分22秒937で13位となった。


 10位はソフトタイヤで1分21秒643のタイムを出したフォース・インディアのセルジオ・ペレス。午前にターン4でスピン、グラベルに飛び出し、コース清掃のための赤旗を出したペレスだが、一日のなかで93周を走りんでいる。


 ザウバーのマーカス・エリクソンが11位。スーパーソフトで1分21秒706をマークしたエリクソンは、120周を走りこんだ。


 第1回テストで何度もトラブルに見舞われたマクラーレンは、今週のテスト初日も順調に走ることができず、3回にわたりストフェル・バンドーンがマシンを止める事態となった。

2018年第2回F1バルセロナテスト1日目:ストフェル・バンドーン(マクラーレン)がコース上でストップ

 午前中には電気系の問題のため、マシンが2回シャットダウン。最初はインスタレーションラップを終えたところでピットでストップ、その1時間後にコース上、最終コーナーでバンドーンはマシンを止め、赤旗を出した。ランチタイム前にコースに復帰したが、午後には油圧系トラブルが発生し、ターン3で再びマシンを止め、そのままこの日の走行を切り上げた。周回数はこの日の全チーム中で最も少ない38周にとどまり、タイムもスーパーソフトでの1分21秒946で12位と精彩を欠いた。


 天候に恵まれたこの日はほとんどのチームが順調に走行距離を積み重ね、マクラーレンとトロロッソ以外は90周以上を走行している。



(AUTOSPORTweb)


レース

10/18(土) フリー走行 2:30〜3:30
スプリント予選 6:30〜7:14
10/19(日) スプリント 2:00〜2:30
予選 6:00〜
10/20(月) 決勝 4:00〜


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ336
2位ランド・ノリス314
3位マックス・フェルスタッペン273
4位ジョージ・ラッセル237
5位シャルル・ルクレール173
6位ルイス・ハミルトン125
7位アンドレア・キミ・アントネッリ88
8位アレクサンダー・アルボン70
9位アイザック・ハジャー39
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム650
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム325
3位スクーデリア・フェラーリHP298
4位オラクル・レッドブル・レーシング290
5位ウイリアムズ・レーシング102
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム68
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム46
10位BWTアルピーヌF1チーム20

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