最新記事
- メルセデスが3戦連続で予選トップ3。決勝へ向...
- リカルド11番手「Q3進出を逃したのは悔しいが...
- メルセデスに5000ユーロの罰金。ハミルトンが...
- 予選2番手のノリス「僕らは決勝のほうが強い...
- SQ、スプリント、予選をすべて制圧。フェルス...
- 【角田裕毅F1第11戦展望】損傷したフロアに加...
- レッドブル&HRC密着:デプロイ切れはライバ...
- 角田裕毅14番手「Q3を狙えるペースがあったが...
- 角田裕毅に4万ユーロの罰金。F1オーストリアG...
- 【F1第11戦予選の要点】フェルスタッペンから...
- F1 Topic:オーストリアGPスプリントの1回目...
- 【正式結果】2024年F1第11戦オーストリアGP予選
トロロッソ・ホンダF1密着:4日間で最多の324周を達成。田辺氏、ドライバーのポテンシャルにも太鼓判
2018年3月2日
ウィンターテスト第1週の最終日。朝のうちはまだ鉛色の雲が垂れ込め、路面は完全にウエットだった。それでもセッションが始まってからは徐々に乾き始め、昼過ぎにはほぼ全車がスリックタイヤを装着した。
トロロッソ・ホンダでこの日ステアリングを握ったピエール・ガスリーも、ドライコンディションが待ちきれなかったとばかりに飛び出していき、集中的に周回を重ねた。
午後6時のセッション終了間際まで走り続けたガスリーの、この日の周回数は147周。スペインGPの2レース分以上の距離を、1日で走ったことになる。チームメイトのブレンドン・ハートレーも3日目こそ雪のために2周に留まったが、初日は93周。
ふたりが4日間に走った総周回数は324周に達した。鉄壁の信頼性を誇るメルセデスの306周を抜いて、チーム別で最多周回を走ったのはトロロッソ・ホンダだったのである。
「テストではまずは何よりもデータ収集ですから、とにかく距離を稼ぐことを最優先課題にしてました。その意味では、悪天候にもかかわらずここまで走れたテスト1には、十分に満足してます」と、田辺豊治ホンダF1テクニカル・ディレクターは顔をほころばせた。
「何より若いドライバーふたりが、ミスなく真面目に頑張ってくれました」
ふたりのドライバーがともにF1フル参戦経験のないチームは、トロロッソ・ホンダだけだ。普通に考えれば、その経験不足は大きなハンデキャップになり得る。
しかし田辺テクニカルディレクターは、「彼らは本当に仕事熱心で、技術フィードバックも的確です。万事に大ざっぱというか大らかなインディドライバーに比べれば、10倍はしっかりしてる(田辺ディレクターは現職に就く前、インディカーに携わっていた)」と手放しで評価する。
「たとえばセッティングを変えた時の各コーナーの挙動変化とか、実に細かく話してくれますしね。トロロッソ・ホンダもパートナーシップが始まったばかりの若いチームだし、いっしょに成長していけばいい。それができるだけの力量を、このふたりは持ってますよ」
次回の第2回バルセロナテストは3/6(火)から4日間の日程で開催される。
(Kunio Shibata)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |