オリンパス光学工業株式会社 (社長:菊川 剛、以下オリンパス) は、自動車レースの最高峰であるフォーミュラワン世界選手権(F1)において「スクデリア フェラーリ マルボロ」(以下、フェラーリ)とオフィシャルスポンサー契約を結びます。
契約期間は2003年から2005年までの3年間で、フェラーリの全公式スポンサー6社中の1社としてサポートします。スポンサーシップ契約により、3月9日にメルボルンで行われるオーストラリアグランプリを皮切りに、フェラーリのレーシングカーが“OLYMPUS”のロゴをボディノーズ部につけ、世界各地のレース場を駆け抜けることになります。
フェラーリは、1950年のF1グランプリ開始以来レースに参戦している唯一のチームで、12回のドライバーズ世界チャンピオン、12回のコントラクターズ世界チャンピオン、158回のグランプリ優勝という記録をもっています。近年では1993年にジャン・トッド氏を総監督として迎え、さらなる革新的なレースへの取り組みを続けることで、1999年から2002年までの4年間に7タイトルの世界チャンピオン獲得(ミハエル・シューマッハで3回のドライバーズタイトル及び4回のコントラクターズタイトル)を果たすというF1はじまって以来の快挙を遂げています。なかでも、昨シーズンはドライバーのミハエル・シューマッハとルーベンス・バリチェロの活躍で年間17レース中15勝をあげる圧倒的な強さを見せました。
オリンパスでは、デジタルカメラや医療機器などそれぞれの分野で「世界ナンバーワン」を目指し、日本だけでなく欧米、アジアなどへ積極的に展開しています。今回、世界的知名度が高く、競争の激しい F1 グランプリにおいて No.1 であり続けるフェラーリをサポートすることにより、フェラーリが持つスピード感や精密度、徹底した勝利への情熱といったチーム哲学を通して、世界トップクラスの“グローバルメジャーブランド”の構築を目指します。