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ライコネン、2018年のフェラーリF1は「強さを増す」と確信。引退についても否定
2017年10月14日
最近では成績の低迷や信頼性の問題に悩まされてはいるものの、来シーズンのフェラーリF1はさらに強くなるだろうとキミ・ライコネンは語った。
フェラーリは壊滅的なアジアラウンドを耐え抜かねばならなかった。度重なるアクシデントやエンジン故障に見舞われたため、タイトル争いでセバスチャン・ベッテルがルイス・ハミルトンを打ち破ることは事実上難くなってしまったのだ。
チームはタイトル獲得の望みを捨てておらず、今季まだ1度も優勝を飾っていないライコネンも、チームの不運は長くは続かないだろうと考えている。ライコネンはLa Gazzetta dello Sport紙に、以下のように語った。
「すべてのレースでワンツーフィニッシュを決めたいのはもちろんだ。でも勝利は多くの要因やライバルの状態によって決まる」
「今年の僕たちは冬の間に良い仕事をし、間違いなく正しい方向へ進んだ。来年はさらに強くなることは確かだ」
2007年に世界タイトルを獲得したライコネンは、最近になってフェラーリとの契約を延長。彼はベッテルとともにまた1年仕事をする機会を得たことを喜んでいるという。
「僕たちはいい関係を築いているから、チームの利益のために一緒に問題に取り組んで解決することができる。彼がF1にきてすぐに出会って、僕らは友人になった。でも、もちろんサーキットではお互い相手に勝ちたいと思っているよ」とライコネン。
ライコネンは15シーズン目を迎え、F1グランプリに267回出走しているベテランだ。しかし彼は、最終的に引退する日のことは何も計画していないという。
ライコネンは「だいたい僕は、来週のことだって何も計画しないんだ」と笑いながら言った。
「F1の後は、楽しむためだけにラリーをやるかもしれない。ドライビングと競争は、僕がまだF1にいる唯一の理由なんだ。まだ自分はレースで優勝できると思うし、タイトルをかけて戦えると感じている」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(AUTOSPORTweb)
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