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【レースの焦点】自己最高という記録とともに若手3人が掴んだ自信/F1第14戦シンガポールGP
2017年9月19日
ゴールの後の無線交信が一番賑やかだったのは、カルロス・サインツJr.とトロロッソのピット。イタリア語で「グランディッシモ!」と最上級の賞賛が飛ぶと、スペイン語で「バモス、バモス、バモス!──行こうぜ!」「トマ!──やったぜ」と交換が続き、笑い声が溢れた。
「カルロス、(他チームには)いかせないよ。ここに残るんだ!」と、移籍が決まってもエンジニアとの“共犯性”は完璧。最後はサインツJr.がイタリア語でメカニックたちに感謝を伝えた。
サインツJr.4位、ジョリオン・パーマー6位、ストフェル・バンドーン7位と、3人の若手が自己最高の成績を記録したシンガポールGP。

トリッキーなコンディションのなか、パーマーは最初のセーフティカー直後、リスタート時にターン1でバルテリ・ボッタスをパス。サインツJr.は9周目のターン10でエステバン・オコンを攻略することに成功──。スタート直後の混乱のなかでは“強敵”フォース・インディアに先行を許したが、このオーバーテイクが9番手から挽回する糸口になった。
3人とも、容易なレースを戦ったわけではなかった。サインツJr.は第2スティントにスーパーソフトを選び、スティント序盤はタイヤを作動させるのに苦労し、ニコ・ヒュルケンベルグにオーバーカットを許してしまった。
バンドーンは2回目のピットでタイヤ交換に手間取って5秒以上ロスした結果、パーマーに迫る機会を失った。そしてパーマーは、どれほどのプレッシャーと、トラブルへの不安に耐えて走っていたことだろう?

上位のドライバー3人がスタート直後に接触、フェルナンド・アロンソのチャンスまで摘み取ってしまったレースは、いつものシンガポールより少し華やかさを欠いたものになった。
それでも、中団グループにはいつも、タイトルコンテンダーと同じくらい“このレース”に懸けるドライバーがいる。彼らが走るコンディションは、マシン性能的にも、常に複数のライバルに囲まれている点でも、トップグループよりずっと複雑で難しい。

しかも、今年のシンガポールは雨に濡れ、いつも以上に困難さを増していた。そこでミスをおかさず、攻めるべき時にはフェアに攻め、守るべき時には慎重に走った3人は、レースを引き締めた功労者。
自己最高という記録とともに彼らが手に入れた宝物は、間違いなく、苛酷な2時間をとおして強くなった心、自らのレースに対する自信だ。
関連ニュース
6/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
6/28(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 23:00〜 | |
6/29(日) | 決勝 | 22:00〜 |


※カナダGP終了時点
1位 | オスカー・ピアストリ | 198 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 136 |
5位 | シャルル・ルクレール | 104 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 79 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 22 |
10位 | アイザック・ハジャー | 21 |

※カナダGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 374 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 199 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 183 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 28 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 22 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 20 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

