F1ジャーナリストの今宮純氏が様々な要素を【対決】させていく連載企画。第11回はチームメイトの得点率を比較する。
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ふたりはメイトかライバルなのか、チームのプレイヤーとして走るコンビには「二面性」がつきまとう。“ドライバー・個人戦”ではライバルでも、“コンストラクター・団体戦”ではチームメイトであれと首脳陣は望むのだが――。
10チーム、10コンビのうち今シーズンは7コンビが入れ替わった。昨年と同じままなのはフェラーリ(セバスチャン・ベッテル + キミ・ライコネン)、レッドブル(ダニエル・リカルド + マックス・フェルスタッペン)、トロロッソ(カルロス・サインツJr.+ダニール・クビアト)だけ。これほどシャッフルされたのは珍しい。
そこで既に今季13戦が過ぎたところで、新旧10コンビの“得点率”をリストアップ。チーム合計得点に寄与した割合を示す。
■メルセデス
ルイス・ハミルトン【54.7%】 〜 バルテリ・ボッタス【45.3%】
■フェラーリ
セバスチャン・ベッテル【63.0%】 〜 キミ・ライコネン【37.0%】
■レッドブル
ダニエル・リカルド【67.9%】 〜 マックス・フェルスタッペン【32.1%】
■フォースインディア
セルジオ・ペレス【51.3%】 〜 エステバン・オコン【48.7%】
■ウイリアムズ
フェリペ・マッサ【56.4%】 〜 ランス・ストロール【43.6%】
■トロロッソ
カルロス・サインツJr.【90.0%】 〜 ダニール・クビアト【10.0%】
■ハース
ロマン・グロージャン【68.6%】 〜 ケビン・マグヌッセン【31.4%】
■ルノー
ニコ・ヒュルケンベルグ【100%】 〜 ジョリオン・パーマー【0%】
■マクラーレン
フェルナンド・アロンソ【90.9%】 〜 ストフェル・バンドーン【9.1%】
■ザウバー
パスカル・ウェーレイン【100%】 〜 マーカス・エリクソン【0%】