最新記事
- アイルトン・セナが米国自動車殿堂入り。MP4/...
- フェルスタッペン、今度は“偽名”でなく本名で...
- サインツとの接触で出場停止が近づいたベアマ...
- サインツのペナルティ再審に関する公聴会が決...
- マクラーレンの“入れ替え指示”をトト・ウォル...
- 【F1エンジンアンケート結果発表】過半数が自...
- 「バランスは今年最高のひとつ」「ティフォシ...
- 「改善を実感できて報われる思いだ」「数少な...
- 約束を元に行われた“公平な”順位入れ替え。譲...
- 追い抜きを許したタイヤ交換戦略の改善を誓う...
- 【F1第16戦決勝の要点】チームオーダーを受け...
- 【ポイントランキング】2025年F1第16戦イタリ...
シルバーストンがF1イギリスGP開催契約を解除。多額の損失に耐えかね、条件変更を望む
2017年7月12日
シルバーストンサーキットのオーナー、ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ(BRDC)が、F1イギリスGPの開催契約の解除条項を行使した。これにより現状ではイギリスGPは2019年までの開催しか確保されなくなるが、BRDCはF1側と交渉し直し、新たな契約を結ぶことを希望している。
イギリスGPの開催契約期間は2026年までだったが、2019年のレース終了後に有効となる解約条項が存在し、これを行使するには、今年のイギリスGPの前に手続きをとる必要があった。
数カ月前から、BRDCはバーニー・エクレストンと結んだ契約では開催料金が1年ごとに5パーセントずつ上がっていき、経済的損失が大きくなりすぎるため、このままではグランプリを開催することはできないと示唆しており、解除条項を行使する可能性が高いと考えられていた。
元の契約での最初の開催年である2010年には、開催者側の費用負担は約1200万ポンド(約17億5000万円)だったが、契約期間最後の2026年にはこれが約2600万ポンド(約38億万円)に膨れ上がる予定となっていた。
BRDC会長ジョン・グラントは今回の決定について次のように説明している。
「現契約の条件の下ではイギリスGP開催は我々にとって経済的に実行不可能である。そのため今回の決断が下された」
「2015年には280万ポンド(約4億1000万円)、2016年には480万ポンド(約7億円)の損失を被り、今年も同様の額の損失が生じる見込みだ」
「もはや理性より我々のこのスポーツへの情熱を優先することが不可能な限界に達した」
「このままで続けていけば、シルバーストンとBRDCだけでなく、我々の状況に大きく影響されるイギリスのモータースポーツコミュニティの将来を危険にさらすことになるだろう」
BRDCは、元の契約を破棄して、新たな契約をF1新オーナーのリバティ・メディアと結び、2020年以降もイギリスGPを続けていきたいと考えている。
「我々は解除条項を行使したものの、リバティチームがF1の経験を改善するために行っているさまざまな変更を全面的に支持している」
「シルバーストンでのイギリスGPにとって持続可能かつ経済的に実行可能な将来を末永く確保できるような合意に達する可能性は残されているものと期待している」
リバティ・メディア側はF1にシルバーストンでのイギリスGPを継続することを望んでおり、残された契約期間の2年の間に交渉を行っていくものとみられる。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(AUTOSPORTweb)
関連ニュース
9/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

