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F1ロシアGPを制したボッタスのタイヤは「ひどく傷んだ状態だった」とウォルフ
2017年5月2日
メルセデスF1によると、バルテリ・ボッタスは「かなりひどく」傷んだフロントタイヤをいたわりながらセバスチャン・ベッテルを阻止し、ロシアGPで自身の初優勝を獲得したという。
ボッタスはロシアGP序盤はレースをリードし、状況をうまくコントロールしていた。しかしレース終盤、ターン13から14の複合コーナーへ進入する際にタイヤをロックさせてしまった。
その後のタイヤは憂慮すべき状態にあることがデータによって明らかになり、フェラーリのベッテルが追い上げてくるなかでの緊迫したフィニッシュになったと、チームのトップであるトト・ウォルフは言う。
「ボッタスは両方のフロントタイヤをロックさせ、フラットスポットを作ってしまった。測定値からも、タイヤがひどく傷んだ状態にあることが分かった。そうしたことが終盤の彼のパフォーマンスに悪い影響を与えたのだ」
「非常に緊迫した状況だったが、ボッタスは落ち着いて切り抜けた」
「それでも十分に良いペースで走れていて、セクター1は非常に速く、セクター2でもこらえることはできたもののコンマ1秒を失ってしまった。しかし次の周回では、全体的に速さがあった」
ボッタスは、フロントタイヤの温度が下がり始めたためにロックし、その瞬間は一時的に心を乱されたと説明した。
「あの周回ではフラットスポットのせいで、いくらかタイムを失ってしまったのは確かだ。(その前に)チームからは、タイヤ温度を保つためのアドバイスとして、ブレーキバイアスをフロント寄りにするよう指示されていた。」
「その後でフラットスポットができてしまい、ブレーキバイアスをリヤ側に移さなければならなかった。さらに、その区間では少し渋滞があったんだ」
「このコースはリズムの点でとても特殊だ。正しいリズムを掴めれば、とても速く走れるし、一貫性のあるラップタイムを出し続けることができる。でもリズムを失うと、取り戻すのに何周か必要になるね」
「僕はあそこで少しリズムを失ったし、バックマーカーにも引っかかった。また先頭に出てからは、自分の走りに集中することができた。なんとかタイヤの温度を上げ、ペースを掴んだ」
「そしてチームには無線であまり話しかけないよう頼んだ。本当に集中して、コーナーひとつひとつに焦点を定め、すべての周回を完璧に走り、バックマーカーのせいで失うタイムを最小限に抑えるためだった。効果はあったよ」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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