F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

マクラーレン育成ドライバーのノリス、F1トップチームからもオファーを受けていたことを認める

2017年4月24日

 マクラーレン・オートスポーツBRDC賞を受賞したランド・ノリスは、若手育成プログラム加入についてはメルセデス、レッドブル、ルノーとも話し合いを持っていたという。


 カートで世界チャンピオン獲得経験のあるノリスは、シングルシーター移行直後の2シーズンでMSAフォーミュラ、フォーミュラ・ルノー2.0、フォーミュラ・ルノー2.0NEC、トヨタ・レーシング・シリーズを制し4つのタイトルを手にしている。


 昨年12月にはマクラーレン・オートスポーツBRDC賞を受賞し、その記念としてF1テストやフィットネス・プログラムへの参加、報酬を得てのシミュレーター搭乗権が与えられた。また、今年2月にはマクラーレンにジュニアドライバーとして加入している。


 今季カーリンからF3ヨーロッパ選手権へとステップアップし、シルバーストンでの開幕戦レース1で優勝した17歳のノリスは、昨年は他のF1チームからも接触があったことを明かした。


「他にもレッドブル、ルノー、メルセデスといったチームと話し合いを持った。ジュニアプログラムに加入したいと強く思っていたわけではなく、彼らがどんなオファーをしてくれるか、将来的にどんな機会を与えてくれるかが知りたかったんだ」


「そういった意味では、マクラーレンは圧倒的に良かった。他が悪かったと言いたいわけではなくて、マクラーレンはイギリスに拠点があることが大きなメリットだったし、将来的なチャンスも多かった」


「ホンダが他チームにも(パワーユニットを)供給するのであれば、(チャンスは)もっと期待できるかもしれない」


 マクラーレンは近年、ジュニアドライバーだったケビン・マグヌッセンやストフェル・バンドーンをF1へと昇格させている。ノリスはF2ドライバーであるニック・デ・ブリズや、ホンダとのパートナーシップを通して加入した松下信治らとともにプログラムに参加する。


 若手育成に熱心なレッドブルと、マクラーレンとのオファーの違いについて聞かれると、ノリスは次のように答えた。


「レッドブルでは、ドライバー自身が先のことをコントロールできないみたいだった。誰がどこで何をするかを決める際には、ヘルムート・マルコが大きな役割を果たす」


「彼らは2チームで(F1に)参戦しているけれど、自分が次世代の(マックス)フェルスタッペンでもないかぎり、いきなりレッドブルのシートを得ることはできない。若手ドライバーをF1に昇格させるという確率では、マクラーレンは最高だ。彼らはシミュレーターや身体トレーニング、エンジニアとの交流といったプログラムを、若手のために用意してくれる」


「他のチームでは、そういった交流の機会は少なそうだった。『育成ドライバー』という名前はあるものの、それ以上でもそれ以下でもない。マクラーレンはもっと多くを提供してくれるし、F1に出場するチャンスがあったときには、ドライバーを信じてくれる」


 ノリスはシルバーストンで行われたF3ヨーロッパ選手権のレース3でも表彰台を獲得し、現在ランキング3位につけている。



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

6/8(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/9(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/10(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※カナダGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン194
2位シャルル・ルクレール138
3位ランド・ノリス131
4位カルロス・サインツ108
5位セルジオ・ペレス107
6位オスカー・ピアストリ81
7位ジョージ・ラッセル69
8位ルイス・ハミルトン55
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※カナダGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング301
2位スクーデリア・フェラーリ252
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム212
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム124
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム5
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP