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【レースの焦点】“苦難の時代”を思い起こさせるメルセデスの敗因/F1第3戦バーレーンGP
2017年4月18日
王者らしからぬミスが重なったナイトレース
“苦難の時代”を思い起こさせるメルセデスの敗因
自分たちのマシンには勝てるペースがある──。週末を通して強い自信を示し続けたフェラーリは、勝利に向かってまっすぐに突き進んだ。その勢いがプレッシャーとなったのか、メルセデスにはいくつもの綻びが発生。砂漠の夜の照明の下、シルバーアローに翳りが差すと、赤いマシンがいっそう鮮やかに輝いた。
「Q3最初のアタックに僕はとても満足していた。でもラインを通過して、彼ら(メルセデス)とのタイム差を見た時には、正直がっかりだったね。0.4秒の差は予想していたよりずっと大きかったから」
土曜の夜、セバスチャン・ベッテルは3位に終わった予選を振り返って言った。自らのアタックが完璧だっただけに、0.5秒近い差が大きく横たわって見えた。レースを考えると、難題はフロントロウを占められてしまったこと。自分たちのペースを活かすためには、彼らに自由なレースを許すわけにはいかない。シーズン3戦目にして、初めての2列目発進である。早い段階で、少なくともメルセデスの1台を捉えなければならない。
ベッテルがそんな課題をクリアしたのが、スタート直後のターン1。2番手のルイス・ハミルトンよりわずかに優れた出足を得てメルセデスの隣に並び、そのままアウト側のラインを維持した──。バーレーンのターン1を上手く使うカギは、コース幅を最大限に利用することだ。
「ラッキーだったのは僕の前が開けていたこと。イン側のルイスはバルテリ(ボッタス)の後ろで少しスタックしているように見えた」
アウトから大きな弧を描いてターン1にアプローチした後は、ターン2に向かって無理なく加速できる姿勢を取り、目標どおりメルセデスの1台をクリアした。これで、フェラーリの強み=スーパーソフトのレースペースを活かすピット作戦が可能になった。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 194 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 131 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 81 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 69 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 55 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 301 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 212 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 124 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 5 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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