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「アロンソはヒーローと呼ぶにふさわしい」:英誌全ドライバー評価 2017年F1オーストラリアGP編
2017年4月1日
英AUTOSPORTが2017年開幕戦オーストラリアGPを戦った全ドライバーを10点満点で評価した。今回のレースでは満点が3人に、9点が5人に与えられた。
この企画は英AUTOSPORTが数年前から行っているもので、各グランプリにおいてすべてのドライバーに関して主に予選と決勝のパフォーマンスを評価し、さまざまなソースから得た情報を加味して採点する。
■「ベッテルは最速ではないフェラーリでメルセデスに勝った」
満点の評価を受けたのは、優勝したフェラーリのセバスチャン・ベッテル、フォース・インディアのセルジオ・ペレス、ウイリアムズのフェリペ・マッサだった。
ベッテルは2番グリッドから優勝を飾った。
「彼が乗っていたマシンは、アルバートパークで最速だったわけではないにもかかわらず、予選でメルセデス勢の間に割って入ったのは素晴らしい。チームメイトのキミ・ライコネンには0.5秒以上の差をつけた」と短評に記されている。
「スタートはあまりよくなかったが、バルテリ・ボッタスの前の位置を守り、ルイス・ハミルトンにプレッシャーをかけ続けた。この見事なファーストスティントによって、優勝候補のハミルトンを破ることができた。(ハミルトンを抑え続けた)マックス・フェルスタッペンの力を借りたのは確かだが、しっかりやるべき仕事を成し遂げた」
ペレスは予選11番手、ダニエル・リカルドのグリッド降格によって10番手からスタートし、7位でフィニッシュした。
「ペレスによると、フォース・インディアは中団のライバルたちに比べるとダウンフォースが少し足りないのだという。予選ではエンジンの不調に見舞われ、Q3入りをわずか0.1秒弱の差で逃した」
「だが決勝でトロロッソ勢を破ってみせたのは立派だった。1周目のターン10でダニール・クビアトを抜き、カルロス・サインツをターン3でアウトから勇敢に抜き去った。最高級の仕事ぶりだった」
マッサは予選7番手から6位で入賞を果たした。
「引退からの“復帰戦”で、マッサは完璧だった。ロマン・グロージャンに予選で敗れたものの、ウイリアムズチームは、マッサのQ3でのラップは素晴らしかったと認めている。つまりハースとの0.369秒のギャップはマッサにどうにかできるものではなかったのだろう」
「しかし決勝スタートでグロージャンを仕留めて予選の借りを返し、最終的に6位でフィニッシュ。メルセデス、フェラーリ、レッドブル以外のドライバーで周回遅れにならなかったのは彼だけだ。『オールドボーイのわりには悪くなかっただろう?』と本人は言っていたが、そのとおりだ」
■アロンソのパフォーマンスは英雄的。バンドーンは長く辛い戦いに耐える
9点の評価を受けたのは、ポールポジションから2位を獲得したメルセデスのハミルトン、5番グリッドから5位のレッドブルのフェルスタッペン、予選で驚きの6位を獲得したハースのグロージャン、急きょパスカル・ウェーレインの代役に起用され、予選16位、決勝12位と堂々たる結果を残したザウバーのアントニオ・ジョビナッツィ、そしてマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソだった。
アロンソは予選13位(12番グリッド)から決勝では10番手を長く走り続けたが、マシンのダメージによりリタイアしなければならなかった。
「フリープラクティスで最初にコースに出た瞬間から、ヒーローと呼ぶにふさわしいパフォーマンスを見せた。明らかにパワーが足りないにもかかわらず、マシンに鞭打つように予選Q2へと進み、フォース・インディアのオコンを破った」
「決勝ではマシンのダメージを抱えながら、オコンを抑え切って10位1ポイントを手にするかに思われたが、ミスを犯してオーバーテイクされ、その直後にピットに戻ってリタイアした」
チームメイトのストフェル・バンドーンは18番グリッドから13位で完走を果たした。バンドーンに与えられた評価は6点だった。
「バンドーンは金曜は苦労したものの、土曜フリープラクティスでアロンソに0.143秒差まで詰め寄った。しかし予選では燃圧のトラブルに阻まれ、Q1最後のランではフロントタイヤが冷えた状態で、ブレーキがロックし、アロンソに1秒近く離され、Q1で敗退する結果に終わった」
「レースは長く辛い戦いになった。電気系の問題によりピットストップでエンジンをリセットしなければならなかったことも響いた。完走できたことだけがささやかな慰めだ」
■オーストラリアGPでの全ドライバー評価は
英AUTOSPORTによる2017年第1戦オーストラリアGPでの各ドライバーの点数は以下のとおり(10点満点)。
■メルセデス
ルイス・ハミルトン:9点
バルテリ・ボッタス:8点
■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド:5点
マックス・フェルスタッペン:9点
■フェラーリ
セバスチャン・ベッテル:10点
キミ・ライコネン:6点
■フォース・インディア
セルジオ・ペレス:10点
エステバン・オコン:7点
■ウイリアムズ
フェリペ・マッサ:10点
ランス・ストロール:4点
■マクラーレン
フェルナンド・アロンソ:9点
ストフェル・バンドーン:6点
■トロロッソ
カルロス・サインツJr.:8点
ダニール・クビアト:7点
■ハース
ロマン・グロージャン:9点
ケビン・マグヌッセン:6点
■ルノー
ニコ・ヒュルケンベルグ:7点
ジョリオン・パーマー:3点
■ザウバー
マーカス・エリクソン:7点
アントニオ・ジョビナッツィ:9点
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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| 予選 | 結果 / レポート | |
| 10/27(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 357 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 356 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 321 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 258 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 210 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 97 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 39 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 713 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 356 |
| 3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 355 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 346 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 62 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 60 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


