最新記事
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第9戦】...
- 真逆のマシン特性でレッドブルに挑んだメルセ...
- グランプリのうわさ話:キック・ザウバー、自...
- FIAがスーパーライセンス規則を変更、17歳でF...
- 【F1チーム代表の現場事情:マクラーレン】新...
- 「とても生産的」な学びを得たアロンソ。今季...
- ガスリー、ドライタイヤへの交換は1周早かっ...
- フェルスタッペン、ヨーロッパ戦で使用するス...
- モナコに続きカナダでもアルピーヌ上層部を激...
- 移籍先決定との報道を打ち消すサインツ「2026...
- 「問題点が多すぎる!」とフェラーリF1代表。...
- 2024年F1第9戦カナダGP決勝トップ10ドライバ...
「新車唯一の難点」レッドブルF1代表、シャークフィンの禁止を要請していたと明かす
2017年2月28日
レッドブルF1の代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2017年のトレンドとなっているシャークフィンを装着可能にする新レギュレーションの“抜け穴”を塞ごうとしたが、その要請は拒否されたという。
エンジンカバー上の大きな背びれのように見えるボディワークは、11年を最後にF1では見られなくなっていたが、今年の新しいF1マシンに多く見られる特徴として復活した。なぜなら、これがコーナリング中に空力的なアドバンテージをもたらすと考えられているからだ。
だが、審美的な観点からは、このシャークフィンに対する意見が分かれている。ホーナーがバルセロナで始まったプレシーズンテストの初日に、これを禁止すべきだったと語った理由もそこにある。「新しいクルマのルックスはすばらしい。ただ、あのシャークフィンが唯一の難点だ」と述べる。
「16年、私たちはそれをF1ストラテジーグループの議題に上げて、他のチームにあのフィンをやめてはどうかと提案した。得られるパフォーマンスゲインは、ほんのわずかでしかないからだ。そして、クルマをカッコ良くするために、あれはやめることにしたいと要望した」
「その話はF1コミッションへ提出されたが、残念ながら、チームの過半数の反対によってすぐに否決された。結果として、もし対処できるとしても、来年以降ということになってしまった」
「クルマのルックスはとても良くなった。それだけに、レギュレーションの抜け穴を通って、あのシャークフィンが紛れ込んできたのが残念だ」
ホーナーは、あのデバイスによって確かにパフォーマンスのゲインはあるものの、クルマが美しく見えるようにすることも、考慮すべき重要なファクターのひとつだと考えている。
「うちのチームの空力エンジニアにたずねれば、彼らもあれは残したいと言うだろう。クルマは以前よりアグレッシブでチャレンジングに見えるようになった。だからこそ、スタイルの美しさを無視するのは間違っていると思う」と主張。
「残念なことに、これがルールの解釈の結果だ。けれども、早い段階で対処することも可能だったんだ」
いっぽう、レッドブルのサスペンションシステムについては、チームとしてFIAにも相談しており、レギュレーションの範囲内にあるはずだと、ホーナーは語っている。
16年の暮れににフェラーリがルールの明確化を求めて以来、チームの間では、巧妙な油圧サスペンションシステムの合法性について再検討すべきとの議論が生じている。これについては、レースディレクターのチャーリー・ホワイティングが技術指令書を発行するものと予想されている。
「FIAは私たちのルールの解釈に納得したようだった」と、ホーナーは言う。
「納得できない人がいるなら、その人には抗議を提出する権利がある。私たちとしては、管轄機関から受けたアドバイスに従って進むしかない。これまでのところ、私たちがもらったフィードバックは、どれも『問題なし』というものだった」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
関連ニュース
6/8(土) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
6/9(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/10(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 194 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 131 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 81 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 69 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 55 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 301 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 212 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 124 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 5 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |