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ウイリアムズF1、パディ・ロウ体制の効果が現れるのは「半年以上先」

2017年2月6日

 ウイリアムズF1チームのパフォーマンス・エンジニアリング責任者であるロブ・スメドレーは、チームの技術体制が2017年シーズン前に大きく変わるが、いい面でも悪い面でもその影響がすぐさま現れることはないと考えている。


 この冬、ウイリアムズでは技術グループ上層部の人事面で変更がなされつつある。2016年末でパット・シモンズがチーフテクニカルオフィサーのポジションから退き、メルセデスで技術部門のエグゼクティブディレクターを務めたパディ・ロウが、来月初めにウイリアムズの技術部門トップのポジションに就くことが内定したといわれている。


 スメドレーは、ウイリアムズ内にそれによる混乱は生じないと考えている。


「(開幕戦)オーストラリアでのレースに使う、今シーズン前半用のマシンは、もうほとんどデザインが完了している」とスメドレーは述べた。


「すでにシーズン中盤向けのパッケージ開発にも積極的に手をつけている」


 一方、人事変更によるプラスの効果が現れるのも、先のことになると、スメドレーは予想している。


「チームに加入する人間が学校を卒業したばかりであろうが上級職に就く者であろうが、すべてのレベルにおいて、技術チームは進化していかなければならず、我々としては、彼らが自分の可能性を最大限発揮し、ベストな方法で働けるようにする必要がある」とスメドレー。


「彼らの仕事の効果ができるだけ早い段階で反映されるようにしなければならない」


「(だが)今どんな変更を行っても、それがすぐさま及ぼす影響は最小限のものにとどまる」


「効果を感じ始めるのは、6カ月や8カ月後のことなんだ」


 ウイリアムズは2016年にコンストラクターズ選手権でフォース・インディアに敗れて5位に後退、今年は巻き返しを狙う。 



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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