F速

  • 会員登録
  • ログイン

契約更新以降は好調が続くライコネン、理由は「チームからの信頼と貢献」

2016年10月22日

 フェラーリのチーム代表であるマウリツィオ・アリバベーネによると、キミ・ライコネンはメカニックからの信頼と貢献を感じ取っており、それによって調子を取り戻したという。 


 ライコネンはチームメイトにパフォーマンスで劣る状況が続いており、昨年はセバスチャン・ベッテル、一昨年はフェルナンド・アロンソを下回っていた。しかし7月に来シーズンに向けて契約を更新して以来はリザルトが向上し、残り4戦となった2016年シーズンのドライバーズ選手権ではベッテルに5ポイントの差をつけ、順位でふたつ上回っている。


 アリバベーネは今シーズン、一貫してライコネンのパフォーマンスを賞賛しており、「伊逹にチャンピオン経験者ではない」と述べていた。ライコネンの復調について、アメリカGP開催中のオースティンで具体的な話をしている。


「キミのパフォーマンスについては誰もが驚いているが、驚くようなことではない。彼は我々とともにチャンピオンを獲得した経験があり、かなりの速さを持っている。ここ数年は、だいぶ苦労していた。今では、ともに仕事をしているスタッフたちの献身ぶりを感じられている」


「セバスチャンとも非常に良い関係を築いていて、それも彼の助けになっている。周囲の人間からの信頼を感じ取れるかどうかが重要で、それがあればライコネンはベストを尽くせる。彼自身がプッシュしなければならないときには、懸命にやっている」


 フェラーリで以前チーフ・エンジニアを務めていたルカ・バルディセッリは、先週イタリアのメディアに対して、チームはリスクを負うことを恐れているとの見解を語った。これについてのコメントを求められたアリバベーネは、この意見を一蹴している。


「チーム内の雰囲気は、人々が想像しているものとも、新聞に書いてあることとも違う。それらは古い情報だ。イタリアのフェラーリは、サッカーのイタリア代表チームのようなものだ。プレッシャーや緊張感があり、批判を浴びるのが当たり前なので、そういうものとはうまくやっていくしかない」


「ときにはそれが多すぎることもある。我々の仕事とは現在の取り組みに集中することで、自分たちのやり方に従うまでだ。それも仕事のうちなんだ。マラネロでフェラーリのようなブランドのために働いているのであれば、好むと好まざるとにかかわらず、受け入れなければならないことだ」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号