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【無線ハイライト】苛立つアロンソ、心からレースを楽しんだバトン

2016年9月7日

 早いもので、F1シーズンはヨーロッパラウンド最終戦。来季の去就を発表したバトンと、ファステストラップを記録したアロンソ。マクラーレン・ホンダのベテラン2人のそれぞれのドラマ

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「完全に押し出された!ザウバーだ!」
 1周目、ジェンソン・バトンが訴えた。レズモの1つめでアウト側のグラベルに飛び出し、最後尾まで後退してしまった。マクラーレン・ホンダにとって「シーズンで最も厳しい」モンツァであることを考えれば、大きな痛手だった。

 フェルナンド・アロンソにも不運は襲いかかった。
「リアのデグラデーションがまだ進んでいる。他のクルマもみんな同じだと思うけど」
「最大限のペースで走れ」

 レースエンジニアがそう言っていた矢先の13周目、予定外のピットストップを余儀なくされた。

「フェルナンド、この周ピットインしてくれ。左リアのスローパンクチャーだ」
 そしてピットストップ完了を知らせるトラフィックライトが自動的に緑に換わらないトラブルで約3秒をロスしてしまった。
「(ピットストップの)トラフィックライトが緑に変わらない! XXX!」
「自分たちのペースをマネージメントしよう。レース後半でチャンスが巡ってくるはずだ」


 ニコ・ヒュルケンベルグに先行されたアロンソの目の前にはやがて、スタートから28周もソフトタイヤで引っ張ってきたロマン・グロージャンがピットインして下がってきた。

「グロージャンはオプションタイヤを履いた。(1ストップ作戦で)最後まで行かないようだ」
 しかし、このマクラーレンの“読み”は間違いだった。通常、1ストップ作戦はミディアムとソフトの1スティントずつだ。しかしピレリは「摩耗が極めてギリギリになるがスーパーソフトとソフトの1ストップも可能ではある」としていた。ハースはまさにこのギャンブル的な戦略を採ってきたのだ。



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