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ベルギーGP決勝直前情報:フェルスタッペンはスーパーソフトで勝てるのか?

2016年8月28日

 F1ベルギーGPの決勝レースでは、タイヤが勝敗を分けるポイントとなるかもしれない。Q3に進出したトップ10のドライバーが、スタート時に履かなければならないQ2でベストタイムを刻んだときに装着していたタイヤが2種類に分かれているからだ。それぞれのスタートタイヤは以下のとおり。


PP:ロズベルグ(ソフト)
2位:フェルスタッペン(スーパーソフト)
3位:ライコネン(ソフト)
4位:ベッテル(ソフト)
5位:リカルド(ソフト)
6位:ペレス(スーパーソフト)
7位:ヒュルケンベルグ(スーパーソフト)
8位:ボッタス(スーパーソフト)
9位:バトン(スーパーソフト)
10位:マッサ(スーパーソフト)


 上位陣がソフトを選択した理由は「ソフトのほうがスーパーソフトに比べて、約2倍の周回数を走ることができるから」(ロズベルグ)である。もちろん他のトップ10のドライバーもソフトでスタートしたかっただろうが、Q2をソフトタイヤで突破できる速さがなかった。タイヤ戦略が分かれたレッドブルは、リカルドがQ2で9番手。チームとしては2台そろってQ2敗退となる可能性を避け、フェルスタッペンにはスーパーソフトでアタックさせたのだろう。


 気になるのは、ピットストップ戦略だ。あるドライバーは「スーパーソフトは5〜6周しか持たないだろう」と言い、「12〜15周持つソフトがレースではメインのタイヤ。ソフト、ソフトとつないで、最後にミディアムという作戦を採るドライバーが多いと思う」と予測している。


 グリッドは予選でタイムを記録できず、パワーユニット交換ペナルティも受けるフェルナンド・アロンソが最後尾。まとめて3回パワーユニットを交換し、55番手降格のルイス・ハミルトンが21番手からスタートする予定だ。予選20位のマーカス・エリクソンは6基目のコンポーネント投入で10番手降格となっていたが、結局ポジションは変わらず、20番手。予選13位だったエステバン・グティエレスが、フリー走行3回目にパスカル・ウェーレインの進路を妨害したとして5番手降格となり、18番手に下がってスタートすることになっている。


 日曜もスパ・フランコルシャンに雨が降る確率は低い。今年のベルギーGPは典型的なスパ・ウェザーとはならないようだが、想定よりも路面温度が高くなっているため、レースでは意外な展開が待っているかもしれない。



(Text : Masahiro Owari)


レース

11/1(金) フリー走行 23:30〜24:30
スプリント予選 27:30〜28:14
11/2(土) スプリント 23:00〜24:00
予選 27:00〜
11/3(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン362
2位ランド・ノリス315
3位シャルル・ルクレール291
4位オスカー・ピアストリ251
5位カルロス・サインツ240
6位ルイス・ハミルトン189
7位ジョージ・ラッセル177
8位セルジオ・ペレス150
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ31

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム566
2位スクーデリア・フェラーリ537
3位オラクル・レッドブル・レーシング512
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム366
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム46
7位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム36
8位ウイリアムズ・レーシング17
9位BWTアルピーヌF1チーム14
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

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