F速

  • 会員登録
  • ログイン

「来季F1は“F1プラス”へと進化」。コーナリングでは別物に

2016年8月24日

 2017年の新テクニカルレギュレーションによって、F1は“F1プラス”とも言うべき、今より一段上のカテゴリーのようになると、ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーが語った。


 来季F1カーにはワイドなウイングとタイヤが導入され、サーキットによってラップあたり今より3秒から6秒速くなることが見込まれている。


 序盤は、空力面の変化により直線スピードがドラッグによってある程度損なわれるが、コーナーでは圧倒的に速くなると考えられている。


 ヘンベリーは、ダウンフォースが大幅に向上することによって、コーナリング時の安定性が非常に高まり、まるでレールの上を走っているような感覚になるはずだと予想している。


「これほどのグリップをもってコーナリングすると、しかも1周あたり5、6秒は速くなるとみられているので、ドライバーはその違いを決定的に実感することになるはずだ」とヘンベリー。


「レールの上を走っているような感じになるかもしれない。大きなグリップをつけて走ると、限界ぎりぎりで走っているというより、レールの上を走っているような感覚になる」


 パフォーマンス的に、今年と比べると別カテゴリーと言っていいほどの違いになると、ヘンベリーは考えている。


「限界を探るためにドライバーがコース上で最大限にプッシュしてみるまでははっきりしたことは分からない。しかしこれだけパフォーマンスが向上すると、他のカテゴリーといっていいほどだと思う」


「GP2からF1にジャンプアップするような感じになるだろう。今の状態と比べると『F1プラス』といってもいいぐらいになるのではないだろうか」


 それだけマシンに違いが出ると、ある程度、ドライバーが新しい環境に慣れる必要が出てくると考えられる。


「多少時間はかかるだろう。だがドライバーたちは事前にシミュレーターで準備をしてくるので、実際に乗る時にはどういう変化が起こるのか、予想がついているはずだ」とヘンベリー。


「こういう場合、時にドライバー間に差が生じることがある。だがトップドライバーたちは『これを求めていたのだ』と言うだろう。彼らはより困難なことに挑戦したいと考えているのだから」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

5/30(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
5/31(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
6/1(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※モナコGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ161
2位ランド・ノリス158
3位マックス・フェルスタッペン136
4位ジョージ・ラッセル99
5位シャルル・ルクレール79
6位ルイス・ハミルトン63
7位アンドレア・キミ・アントネッリ48
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン20
10位アイザック・ハジャー15

チームランキング

※モナコGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム319
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム147
3位オラクル・レッドブル・レーシング143
4位スクーデリア・フェラーリHP142
5位ウイリアムズ・レーシング54
6位マネーグラム・ハースF1チーム26
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム22
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム14
9位BWTアルピーヌF1チーム7
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第9戦スペインGP 6/1
第10戦カナダGP 6/15
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号