F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

マクラーレン・ホンダ密着:拭い去れない信頼性への不信感、ドライバーの怒りも当然/F1スペインGP金曜

2017年5月13日

 アロンソのマシンがガレージに帰ってくると、ホンダはアロンソのマシンからパワーユニットを降ろし、ESとCE以外、ICE、ターボ、MGU-H、MGU-Kの4コンポーネントを交換。アロンソはフリー走行2回目がスタートして27分後にコースインした。

 その後、アロンソはトラブルフリーで21周を走行したが、ベストタイムは最下位に終わった。理由はPUに問題があったわけではなく、PUを交換したばかりだったため、マッピングなどのチューニングなどがきちんとキャリブレーションできていなかったためだった。

 チューニングがきちんとできないままフリー走行2回目に臨まなければならなかった理由はもうひとつあった。それは今回のエンジンにはアップデートしたパーツが搭載されていたことだ。

「エンジン本体はいじらないで、吸気系と変えられるデバイスを変更してきました」

 これにより、出力、特に低回転側のパワーを改善してきたという。パワーアップしただけでなく、今年悩まされていたオシレーション(共振)の問題も、データ上、改善され、バンドーンも「まったく問題なかった」と、ベストなタイミングでシフトアップできるようになったという。

 ただし、それらの改善も、開始わずか12分で起きたトラブルによって台無しとなった。

「ものすごく残念だし、アロンソに対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。セッション後、アロンソとは話をしたというか、どつかれました。ドライバーにしてみれば、こんな状態でレースまともに戦えるのかという不安が拭い去れないということに対する怒りがあるのは当然です」

 晴天となった初日のバルセロナ。しかし、ホンダの信頼性に対する雲行きは、依然として怪しいままだ。

(Text : Masahiro Owari)





レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号